例 11 のプログラムの説明

この COBOL プログラムは、欠如している中間親名がある XML ドキュメントを COBOL データ形式に変換し、COBOL データ項目に格納する方法を示します。

他の XML 文を実行する前に、XML INITIALIZE 文が正常に実行されている必要があります。XML INITIALIZE が失敗する可能性もあるため、続行する前に戻り状態を確認します。

まず、データ項目Address-Struct (コピーブック s-struct.cpy で定義されている) から address11.xml という XML ドキュメントにデータをエクスポートします。この操作は、XML EXPORT FILE 文を使用して行います。

次に、XML IMPORT FILE 文を使用して、address11.xml ファイルから XML ドキュメントの内容をインポートして同じデータ項目に配置します。

さらに、欠如している中間親項目名がある x‑address11.xml という定義済み XML ドキュメントの内容も、XML IMPORT FILE 文を使用してインポートします。

最後に、XML TERMINATE 文を使用して XML インターフェイスを終了します。

正常に終了しない文があった場合は XML GET STATUS-TEXT 文を呼び出します。