動作または使用法の重要な変更

本セクションでは、Enterprise Developer for Visual Studio 2017 の最新および過去のリリースでの動作または使用法の重要な変更について説明します。これらの変更は、既存のアプリケーションの動作や、ツールの使用方法に影響を与える可能性があります。

注:このリストには、HotFix リリースで導入された動作の変更は含まれません。それらの変更に関する情報については、HotFix の readme を参照してください。

本リリースでの動作の変更

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リリース 5.0 のこれらの変更の最新リストについては、Micro Focus SupportLine Web サイト製品ドキュメント セクションで入手できる本製品のリリース ノートを参照してください。

通信機能の構文のサポートの終了

通信機能 (COMMS SECTION または COMMUNICATION SECTION) は以前から非推奨になっています。関連する特定の構文については、残っていてもコンパイラでは問題にはならず無視されていました。それらの構文が完全に許容されなくなり、含まれているとコンパイラでエラー (COBCH1895 Communication Facility not supported) が生成されるようになりました。ソースから該当するセクションを削除して再コンパイルする必要があります。

リソース マネージャーの接続の監視

ES_XA_RECONNECT 環境変数に関連付けられた処理が変更されました。

環境変数の設定は TRUE ではなくなり、リソース マネージャーへの接続が失われた場合に直ちに再接続を試行できるようになりました。この処理は、新しい CICS トランザクション (CRCN) に置き換えられました。このトランザクションは接続を監視し、定期的な間隔で再接続を試行します。

本リリースでは、ES_XA_RECONNECT を使用して、トランザクションで実行される接続テスト間のこの間隔 (秒単位) を指定するようになりました。

現在 ES_XA_RECONNECT=TRUE を使用している場合は、使用中のシステムで指定可能な時間に設定します (5 秒、30 秒、60 秒など)。

接続を監視する新しい方法では、ES_XA_???_NB_RETRIES 変数も不要になりました。

環境変数 ES_XA_EXCLUDE_MONITORING を使用して、1 つ以上の RM を CRCN 処理から除外できます。ES_XA_EXCLUDE_MONITORING=RM1;RM2;RM3 と指定すると、RM1、RM2、および RM3 という名前の 3 つのリソース マネージャーを除外します。

詳細については、「リソース マネージャーの監視」を参照してください。

コンパイル

ランタイム エラー メッセージに行番号情報を含めると、プログラムの異常終了時に有用な診断支援が提供されます。これはすでに UNIX および Linux プラットフォームでのデフォルトの動作であり、Windows プラットフォームでもコマンド ラインを使用する場合のコンパイラのデフォルトの動作です。

デバッグ ビルドの場合、通常は ANIM コンパイラ指令を指定し、リリース ビルドの場合、通常はビルド スクリプトに ANIM 指令を指定しません。これらの状況では、以前は気付かなかった .idy ファイルの存在に気付くかもしれません。これらの .idy ファイルの生成は、行番号情報の生成以外のアプリケーションの動作やパフォーマンスには影響しません。.idy ファイルはアプリケーションの実行に必要ではないため、アプリケーションをデバッグする特定の要件がない限り、配布しないでください。

注:IDE または IDE から生成されたビルド スクリプトを使用する場合の動作には変更はありません。

SSL セキュリティの構成

TLS (SSL とも呼ばれる) 接続のサーバー証明書の検証が修正されました。これにより、以前は接続が誤って許可されていた場合に、接続エラーが発生する可能性があります。たとえば、Fileshare が TLS で保護されている場合、クライアント アプリケーションは、サーバーの証明書に含まれる Fileshare サーバーのホスト名を使用するように構成する必要があります。Micro Focus Directory Server が TLS で保護されている場合、casstart コマンド ライン ユーティリティなどの MFDS クライアントは、MFDS が使用している証明書に含まれるホスト名を使用して接続する必要があります。詳細については、証明機関の管理者に問い合わせてください。
注:1 つの証明書に複数のホスト名を含めることができます。

Enterprise Developer 5.0 では、TLS 証明書の共通名 (CN) マッチングのデフォルトの動作が変更されました。CN 値またはサブジェクト代替名 (SAN) の完全一致が必要になりました。たとえば、127.0.0.1 と localhost は暗黙的に同等ではなくなり、ホスト名とその IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名 (FQDN) のバリアントも同等ではなくなりました。

Enterprise Server Administration Web インターフェイスからリージョンを開始する場合は、解決済みの IP アドレスが casstart -m パラメーター値に使用されます。コマンド ラインの起動時にホスト名を指定する場合でも、解決済みの IP アドレスが使用されます。この動作を変更し、解決済みのホスト名の値 (ホスト ファイル エントリなど。マシンの TCP 構成によって決定されます) を使用するには、環境変数 MFDS_DNS_RESOLVE=Y を設定します。casstart -m コマンド ライン パラメーターを介して明示的に渡される値など、未解決の文字列リテラル ホスト名を使用するには、MFDS_DNS_RESOLVE=N を設定します。

JES ハウスキーピング

MVSSPLHK ハウスキーピング プロセスを使用する場合、スプール ハウスキーピング履歴ファイル (INDEXO) は 7 桁のジョブ番号付けをサポートできるようになりました。

7 桁のジョブ番号付けを有効にすると、既存のデータ セット (INDEXO で指定) を新しい形式に変換する必要があります。サンプルの .jcl ファイル (CONVERT.JCL) および変換ユーティリティ (MFHKHCOV) は両方とも、本バージョンの製品に付属しています。.jcl ファイルを編集してデータ セットの名前を反映し、それを実行してファイルを変換します。変換後、新しくフォーマットされたデータ セットは、5 桁と 7 桁の両方のジョブ番号付けをサポートします。5 桁のジョブ番号だけを使用する場合は、変換を実行する必要はありません。

詳細については、ヘルプの「MVSSPLHK スプール ハウスキーピング プロセス」セクションを参照してください。

JES セキュリティ

JCL セキュリティ チェックが拡張され、ジョブをサブミットするユーザーが、JCL ファイルのカタログ式プロシージャまたは INCLUDE ファイルとして使用されるメンバーを持つ区分データ セットへの読み取りアクセス権を最低限持っていることを確認するようになりました。同様に、ジョブを実行するユーザーには、ジョブで言及されている JOBLIB および STEPLIB 区分データ セットに対する読み取りアクセス権が最低限必要です。

ファイル処理

FTF (ファイル管理記述項) を渡して EXTFH または EXTSM を直接呼び出すアプリケーションは、FCD を正しく初期化する必要があります。これは、未使用または予約済みの領域をバイナリ ゼロで初期化する必要があることを意味します。そうしないと、たとえば EXTSM を呼び出す際に RTS114 エラーを受け取る場合があります。「ファイル制御記述 (FCD)」を参照してください。

リリース 4.0 での動作の変更

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リリース 4.0 のこれらの変更の最新リストについては、Micro Focus SupportLine Web サイト製品ドキュメント セクションで入手できる本製品のリリース ノートを参照してください。

各問題の後に続く番号は、サポート インシデント番号と、その後に続く、報告された問題インシデント (Reported Problem Incident;RPI) 番号 (かっこ内) です。

コンパイル

コンパイラにより、「COBCH1888 Typedef is defined differently in another external program」という E レベルのメッセージが生成されるようになりました。これは、異なる外部プログラムが同じ typedef 名で競合する定義を持っている場合に生成されます。以前の定義が無視された場合に以前の動作を復元するには、指令 HIDEMESSAGE"1888" を使用します。

Enterprise Server セキュリティ

エンタープライズ サーバー リージョンが外部セキュリティを使用して保護されている場合に、Enterprise Server コンソール ログおよび Communications Server ログへの Web アクセスが制限されるようになりました。いずれかのログ ファイルを表示するには、有効なユーザー名およびパスワードを入力する必要があります。

ログへの Web アクセスは、Enterprise Server コンソール ログおよび Communications Server ログのリソースとともに、新しい Communications Server リソース クラスの下の標準 ACL 定義を使用して制御できます。これらのリソースが存在する場合、ユーザーはログの表示を許可される「読み取り」アクセス権を必要とします。リソースが存在しない場合、デフォルトの動作では、有効なユーザー名とおよびパスワードの入力時に「読み取り」アクセスが許可されます。

新しいリソース クラスおよびリソース定義のサンプルは、es_default_ldap_msuser.ldf ファイルにあります。このファイルは、製品ディレクトリの bin サブディレクトリにあります。

再リンクまたは再コンパイルが必要な実行可能ファイル

製品のバージョン 4.0 は、以前の Micro Focus 製品よりも新しいバージョンの Microsoft C ランタイム システムに依存しています。つまり、製品の以前のバージョンでビルドされた COBOL 実行可能ファイル (.exe) は、バージョン 4.0 のランタイム製品とは互換性がない可能性があります。バージョン 4.0 でアプリケーションの動作が変わる場合、メインの実行可能ファイルをバージョン 4.0 に再リンクすることを強くお勧めします。これにより、COBOL ランタイム システムが、発生する可能性のあるランタイム エラー条件を完全に処理できるようになります。

元のオブジェクト コードが使用可能で、バージョン 4.0 と再リンクされている限り、バージョン 4.0 と完全に互換性のある新しい実行可能ファイルは、アプリケーションを再コンパイルせずに作成できます。

実行可能ファイルが製品の最新のプログラミングおよびパフォーマンスの強化の恩恵を受けられるように、ソース コードを完全に再コンパイルすることをお勧めします。

SQL Server 用 HCO (HCOSS)

DIALECT=MAINFRAME 設定を使用する際に、OpenESQL STRICTPARSE SQL コンパイラ指令オプションは、ODBC (DBMAN=ODBC) でデフォルトで有効になりました。これにより、z/OS DB2 構文への厳密な準拠が保証されます。

アプリケーションで OpenESQL プリプロセッサが以前のリリースのように動作する必要がある場合は、NOSTRICTPARSE を使用してコンパイルします。

IMTK ランタイム構成

このリリースでは [Configure Runtime Environment] ダイアログ ボックスが変更されたため、システムをアップグレードした後、サービスを実行する前にこのダイアログ ボックスで以前に設定した値をすべて再入力する必要があります。

Enterprise Server 用のアプリケーション サーバー JCA サポート

このリリースでは、すべての CICS 関連の Java アーティファクトは、Enterprise Developer インストール ディレクトリの javaee-ccl ディレクトリ下の新しいディレクトリ構造を使用して提供されています。javaee-ccl ディレクトリ構造は、javaee ディレクトリの構造を模倣しています。たとえば、mfccl.jarbin サブディレクトリではなく javaee-ccl\common ディレクトリにあります。

JES 再起動の動作

MF_UCC11 環境変数が次のように変更されました。

  • MF_UCC11=Y のデフォルトの動作が変更され、DISP=NEW が DISP=MOD に変更されるのは、ジョブの再起動時のみです (最初の実行時ではなく)。
  • 新しいオプション MF_UCC11=YA を指定すると、ジョブの最初の実行時でも、以前の動作 (DISP=NEW を DISP=MOD に変更する) に戻ります。

テスト カバレッジ結果

tcutil ユーティリティから生成されたテスト カバレッジの結果に影響するスキーマの変更により、結果をサードパーティ アプリケーション (XSLT プロセッサなど) に入力して<copyFileCoverage>要素に依存する場合に、代わりに<sourceFileCoverage>にフォーカスするように変換を変更する必要があります。tcutil がすべてのソース ファイル (コピーブックだけでなく) をグローバルにカバーするようになったため、要素はその内容をより適切に反映するように名前が変更されました。

リリース 3.0 での動作の変更

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リリース 3.0 のこれらの変更の最新リストについては、Micro Focus SupportLine Web サイト製品ドキュメント セクションで入手できる本製品のリリース ノートを参照してください。

各問題の後に続く番号は、サポート インシデント番号と、その後に続く、報告された問題インシデント (Reported Problem Incident;RPI) 番号 (かっこ内) です。

JES 対応エンタープライズ サーバー

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重要:JES 機能を引き続き使用するには、既存の JES 対応の Enterprise Server リージョンでこのアップグレードを実行する必要があります。アップグレードせずにリージョンを開始すると、コンソール ログに次のメッセージが表示され、JES 機能が無効になります。

JES000058E JES validation - Product requires new spool control files.Run spool conversion utility, splconv, to create them.

このリリースでは、パフォーマンスを改善するために、JES スプール リポジトリのインフラストラクチャがアップグレードされました。JES 対応のリージョンごとに、JES にジョブを送信する前に、スプール変換ユーティリティを実行する必要があります。新規作成されたリージョンは、新しいスプール ファイルを使用するように自動的に構成されます。

変換プロセスにより、既存のスプール ファイルの情報が、新しいシステムで必要な一連の新しいファイルに変換されます。新しいシステムに移行しても、データが失われることはありません。

ハウスキーピング タスクを実行する際の時間が大幅に改善するだけでなく、これらの変更には以下の追加の利点があります。

  • 新しいインフラストラクチャのディスク効率の向上:場合により、スプール ファイルに必要な領域を最大 75% 削減できます。
  • 内部索引作成の大幅な改善:処理中にメッセージおよび SYSOUT レコードがより迅速に生成されるようになりました。
  • スプール キューのナビゲーションの改善:ジョブ ステータス [Complete] が [Output]、[Out Hold]、および [Printed] ステータスに代わるものとして導入され、完了したジョブを SYSOUT ファイルの組み合わせに関係なく単一のリストに表示できるようになりました。
  • ジョブ番号の範囲が 5 桁から 6 桁または 7 桁に増加しました。MF_MVSJOB 環境変数の詳細を参照してください。
    重要:新しい JES スプール インフラストラクチャに変換した後、新しいインフラストラクチャを徹底的にテストするまで、ジョブ番号の範囲を広げないでください。以前の JES スプール ファイルに戻すことは可能ですが、5 桁を超える範囲を使用するすべてのジョブ エントリを削除する必要があります。これを行うための簡単なプロセスはありません。

スプール変換ユーティリティを実行するには

  1. Enterprise Developer コマンド プロンプトで、必要mに応じて次の環境変数を設定します。
    変数 説明
    MFSYSCAT 現在の JES カタログの場所および名前。これは必須です。

    複数のカタログ ファイルを使用している場合 (つまり、1 つ以上のユーザー カタログを定義している場合)、この環境変数は JES スプール データセットがカタログ化されたカタログを指す必要があります。

    MVSSPOOLDIR 現在の JES スプール制御ファイルの場所 (casspool.dat など)。これは、場所が JES カタログの場所と異なる場合にのみ必須です。
    NEWSPOOLDIR 結果の JES スプール制御ファイル (つまり、変換を実行している場合は SPL* ファイル、回帰を実行している場合は古いスタイルのスプール ファイル) の場所。これは、場所が既存のスプール ファイルの場所と異なる場合にのみ必須です。
    MFSYSCAT_ERRS 変換が終了するまでの変換プロセス中に許容されるカタログ エラーの数。この設定は任意で、デフォルト値は 100 です。

    プロセスが終了すると、次のエラーが生成されます。

    *** Error: Error count exceeded - program terminating
  2. splconv」と入力して Enter キーを押します。

    変換プロセスが実行され、変換されたファイルおよびレコードの詳細が画面に表示されます。

    ヒント:変換の実行中に、次のようなメッセージが表示されることが多々あります。
    *** Error: Error raised on READ of MVSSPL File status is 23 Processing record: Type=15 J#=,job no.> Seq#=<seq no.>

    このようなメッセージが生成されるのは、casspool sysout レコードを検出した際に、一致するレコードが MVSSPL01/02 ファイルに見つからない場合です。レコード タイプ (15) は、これがアクティブなスプール レコードであることを示します。これは、関連付けられた ES リージョンが開始済みの状態である際にファイルのコピーが作成された場合、または関連付けられたジョブがクラッシュした場合にのみ、casspool に存在します。

    これらのメッセージは安全であるため無視できますが、100 を超えるメッセージが生成されると、デフォルトのエラー制限を超え、変換が終了します。この場合は、MFSYSCAT_ERRS 環境値を使用してエラー制限をより高い値に設定してから、変換プロセスを再実行してください。

  3. 変換を実行する前に MVSSPOOLDIR と NEWSPOOLDIR を別の場所に設定した場合は、MVSSPOOLDIR を NEWSPOOLDIR の値に設定する必要があります。
    注:このステップを実行しないと、リージョンの開始時に次のエラーが表示され、JES は初期化に失敗します。
    JES000058E JES validation - Product requires new spool control files.Run spool conversion utility, splconv, to create them.
  4. これで、変数が識別するリージョンを開始してジョブの送信を開始できます。

以前の JES スプール リポジトリに戻す

現在の製品の古いバージョンにダウングレードする場合、現在の製品で変換または作成されたエンタープライズ サーバー リージョンは互換性がありません。それらを使用する前に、古い JES スプール リポジトリを使用するように戻す必要があります。

以前のバージョンの製品で JES 対応のリージョンを使用する場合は、このプロセスを使用します。

  1. Enterprise Developer コマンド プロンプトで、必要に応じて、「スプール変換ユーティリティを実行するには」に記載されている環境変数を設定します。
  2. 追加の変数「SPLREGR_TARGET」をPRE30に設定します。
  3. リージョンが 6 桁または 7 桁のジョブ番号 (製品のバージョン 3.0 の新機能) を使い始めた場合は、回帰を実行する前に、これらの番号を使用しているジョブを削除して、MF_MVSJOB 環境変数 (この変数を使用していない場合は SPLJNO.dat ファイル) で 5 桁を超える上限を指定しないようにする必要があります。
    注:MF_MVSJOB 環境変数を使用している場合に、5 桁のジョブ番号のサポートに戻すには、MF_MVSJOB=<low number>+<high number> を設定します。ここで、high number は 0099999 未満で、必ず + 記号を使用して下限値と上限値を区切るようにします。
  4. splregr」と入力して Enter キーを押します。

    回帰プロセスが実行され、変換されたファイルおよびレコードの詳細が画面に表示されます。

    これで、以前のバージョンの Enterprise Developer の変数で識別されたリージョンを使用できます。

Enterprise Server for .NET へのスプール ファイルのエクスポート

リージョンを Enterprise Server for .NET にエクスポートする場合、現在の製品で変換または作成されたエンタープライズ サーバー リージョンは互換性がありません。それらを使用する前に、古い JES スプール リポジトリを使用するように戻す必要があります。

JES 対応のリージョンを Enterprise Server for .NET にエクスポートする場合は、このプロセスを使用します。

  1. Enterprise Developer コマンド プロンプトで、必要に応じて、「スプール変換ユーティリティを実行するには」に記載されている環境変数を設定します。
  2. 追加の変数「SPLREGR_TARGET」を、以下の適切な値に設定します。
    DOTNET5
    ジョブ番号を最大 5 桁にして、Enterprise Server for .NET で使用するスプール ファイルを作成します。
    DOTNET7
    ジョブ番号を最大 7 桁にして、Enterprise Server for .NET で使用するスプール ファイルを作成します。
  3. splregr」と入力して Enter キーを押します。

    回帰プロセスが実行され、変換されたファイルおよびレコードの詳細が画面に表示されます。

    これで、Enterprise Server for .NET の変数で識別されたリージョンを使用できます。

Compatibility AddPack for Visual COBOL

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Compatibility AddPack for Visual COBOL は非推奨になり、リリース 3.0 以降では使用できなくなります。

AddPack に含まれていた Dialog System GUI およびランタイム コンポーネント、および Dialog System 文字モード (Windows および UNIX) は、Enterprise Developer for Visual Studio の一部としてインストールされるようになりました。ランタイム コンポーネントは、Enterprise Server の一部としてインストールされます。これらは下位互換性を確保するためにのみ含まれており、Micro Focus ではこれらを新しい開発に使用することを推奨していません。

AddPack に含まれていた他のコンポーネント、文字ベースのデータ ファイル エディター、CSBIND、および画面は、Micro Focus SupportLine からの要求に応じて利用可能になります。

コンパイラ指令

FASTINIT 指令のデフォルト設定が以下のとおり変更されました。MF 方言を設定する際に、FASTINIT がデフォルトになりました。この指令は、他の方言ではデフォルトで設定されません (つまり、NOFASTINIT)。

JES セキュリティ- PHYSFILE リソース クラス

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  • データセット エントリがカタログに挿入された際、または動的な PDS メンバーが作成された際に、PHYSFILE セキュリティ設定がチェックされるようになりました。このチェックは、スプール ファイル (JESYSMSG や SYSOUT ファイルなど) を含む、カタログ化されたすべてのファイルに対して行われます。既存の PHYSFILE ルールを確認して、それらが正しいことを確認する必要があります。そうしないと、以前に許可されていた場所でアクセスが拒否される場合があります。詳細については、「JES セキュリティのリソース クラス」を参照してください。

    PHYSFILE クラスを LDAP リポジトリに作成する場合は、ジョブが正常に送信されるように、ジョブを送信するユーザーがジョブ ログの場所に「書き込み」アクセスできるように適切なルールを追加する必要があります。

    注:リリース 3.0 で提供されたファイルを使用して LDAP リポジトリにデータを取り込むと、ルールなしで PHYSFILE リソース クラスが作成されます。

マネージ COBOL

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mscorlib 以外のアセンブリ内の型への参照は、明示的に参照する必要があります。これを実行するには、ILREF コンパイラ指令を使用できます。

以前は、特定の状況で、ILREF"System" 指令を必要とせずに System.dll アセンブリ内の型にアクセスすることをコンパイラが許可していました。

OpenESQL

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新しい OpenESQL OPTIMIZECURSORS SQL コンパイラ指令オプションは、both ADO.NET (DBMAN=ADO) および ODBC (DBMAN=ODBC) に対してデフォルトで有効になっています。ADO.NET の場合、これによりカーソル メモリの消費が削減され、パフォーマンスが最適化されます。また、これにより ODBC では、WITH HOLD 句および FOR UPDATE 句を使用する埋め込み SQL カーソルが、すべてのデータベースで同じデータ整合性を持つことが保証されます。

以前のリリースで提供された動作を使用するためにアプリケーションで OpenESQL プリプロセッサが必要な場合は、OPTIMIZECURSORS=NO を使用してコンパイルします。

予約語

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  • COBOL 言語に新しい予約語が追加されました。これらはすべて MFLEVEL"19" で有効になります。MFLEVEL"19" は、MF 方言で実行する場合のデフォルト レベルです。以下の単語はいずれもデフォルトの状態では許可されないため、それらを削除または名前変更するか、許可するように環境を特別に構成する必要があります。
    • ALLOCATE
    • FREE
    • JSON
    • END-JSON

    詳細については、「予約語一覧表」を参照してください。

リリース 2.3 Update 2 での動作の変更

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本セクションでは、動作または使用法の重要な変更について説明します。これらの変更は、既存のアプリケーションの動作や、ツールの使用方法に影響を与える可能性があります。

各問題の後に続く番号は、サポート インシデント番号と、その後に続く、報告された問題インシデント (Reported Problem Incident;RPI) 番号 (かっこ内) です。

コンパイラ

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  • ILPINVOKE 指令は、最初の $SET でのみ使用できるようになりました。これは、ILREF や ILTARGET のような類似の指令と同じ仕様です。以前は、ソース コードの他の位置で ILPINVOKE 指令が許可されていたため、メモリ不足の問題が発生する可能性がありました。

    2860347 (1104422)

  • 以前の製品リリースでは、ネストされたプログラム (ANS85 COBOL で定義) のスコープ ルールは、マネージ COBOL (.NET および JVM) では適用されませんでした。つまり、プログラム A にプログラム B1 と B2 が含まれ、プログラム B1 と B2 にそれぞれ C1 と C2 が含まれる場合、プログラム C1 から C2 を呼び出すことができます。スコープ ルールが適用されないため、B1 と B2 の両方に同じ名前のプログラムを含めることはできませんでした。

    この製品リリースでは、COMMON プログラムを含むネストされたプログラムに対して正しい ANS85 スコープ規則を適用し、ネスト階層の異なるレベルで同じ名前の複数のプログラムを使用できるようにします。このようにして、マネージ COBOL の動作は、ネイティブ COBOL プログラムの動作と互換性が確保されます。

  • 部分的なトークンを置き換えると、トークンの 2 番目の部分が新しい行に表示されなくなりました。これは、新しいテキストが置換対象のテキストよりも大きい場合に発生する可能性があります。

    2869185 (1105763)

  • プログラムに RECORD CONTAINS n CHARACTERS 句があり、長さが n 未満のレコード記述がある場合に、RM/COBOL 索引ファイルを開く際の問題はなくなりました。以前は、最小レコード長に不一致があったため、OPEN (OPEN OUTPUT でなく) で 39 エラーが発生していました。

Enterprise Server

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  • 以前は、インストールすべきでないグループのインストールが可能でした。スタートアップ リストで定義されているグループ名がグループのリストに存在しない場合に、アルファベット順で次のグループが代わりにロードされました。現在では、グループがグループのリストで定義されていない場合に、グループをロードできないという警告が発行されます。

    2869848 (619107)

Micro Focus Directory Server

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  • mfds コマンドの「-n」オプションは、IPv4 アドレスに加えてネットワーク アドレスとしてホスト名をサポートするようになりました。

    2816871 (1099564)

モニターおよび管理

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  • コンソールへの表示を実行するアプリケーションによってコンソール ログに書き込まれるメッセージには、標準のメッセージ ID (CASMG0001I) が含まれるようになりました。

    2854207 (1103659)

JCL サポート

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  • プリンター出口は、スプール コピーブック フィールド lk-dest-source-is を評価して、スプールの DEST-NODE および DEST-USERIDフィールドの値のソースを検出して、それが SYSOUT 'DEST=' 値または /*ROUTE PRINT 値からのものであるかどうかを判別できるようになりました。

    2852302 (1103304)

PL/I サポート

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  • -bigendian オプションを有効にしてコンパイルした場合の PUT STRING の問題が修正されました。2.3 Update 2 より前のバージョンの Enterprise Developer からアプリケーションをアップグレードする場合、PUT STRING を使用してプログラムを再コンパイルする必要があることに注意してください。

    2857374 (1104039)

  • 以前は、マクロ プリプロセッサの -incafter オプションを使用して %INCLUDE にマクロ ロジックを注入する場合、%INCLUDE の内容を前処理するために 2 番目のマクロ パスをスケジュールする必要がありました。この手順は不要になり、マクロ ロジックは最初のマクロ パスで元のソースの一部であるかのように前処理されます。
  • 以前は、オプションの LINE(x) パラメーターを使用して CTLASA (PRINT) ファイルに出力を書き込む場合に、x に現在の行よりも小さい値を指定すると、PL/I ではページの終わりまで ASA 制御文字を生成せず、新しいページの最初の行に出力が行われませんでしたが、これは発生しなくなりました。

    2871278 (1106114)

  • 以前は、PL/I プログラムが呼び出しスタックにある際に SIGPIPE がトリガーされた場合、PL/I エラー処理が制御を取得して ERROR を処理していましたが、これは発生しなくなりました。SIGPIPE をキャッチすることに依存しているユーザーは、cobpostsighandler() の呼び出しをコードに追加して再度有効にすることで、SIGPIPE を再度有効にできます。

    2859980 (1104399)

ランタイム システム

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  • command_line_linkage チューナーは廃止されました。代わりに COMMAND-LINE-LINKAGE コンパイラ指令を使用して、同等の機能を実現できます。

    2838118 (1101539)

    注意:リリース 4.0 以降、このチューナーは非推奨ではなくなりました。

リリース 2.3 Update 1 での動作の変更

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本セクションでは、動作または使用法の重要な変更について説明します。これらの変更は、既存のアプリケーションの動作や、ツールの使用方法に影響を与える可能性があります。

各問題の後に続く番号は、サポート インシデント番号と、その後に続く、報告された問題インシデント (Reported Problem Incident;RPI) 番号 (かっこ内) です。

Communications Server

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  • 新しいオプション[Operation] synchronous=yes(yes は、1、Yes、y、または Y で代替可能) が Fileshare リスナー構成でサポートされるようになりました。

データ ツール

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  • データ ファイルをフィルター処理する際に、有効な一時ディレクトリが設定されていない場合、[Preferences] ダイアログ ボックスのオプションを使用して設定するように求められます。
  • ファイル サイズ (ヘッダー サイズなし) がディスク上のレコード サイズの倍数でない場合、エディターでファイルを開けなくなりました。代わりにエラーが発生します。
  • レコード レイアウトに表示されるレベル番号は、構造ファイルの作成時に使用された .idy ファイルで使用されているレベルに対応しています。

Dialog System

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  • Enterprise Developer のバージョン 2.3 または Visual COBOL 2.3 またはそれ以前のバージョンでリリースされた Micro Focus Compatibility AddPack のバージョンでは、「MFOLECL_NO_THREAD_INIT」環境変数の使用がサポートされていました。この変数を使用すると、デフォルトの OLE クラス ライブラリ COM スレッドの初期化を無効にできます。これにより、特に Microsoft の Windows 8.x または 10 で、Dialog System、OLE クラス ライブラリ、および .NET 要素のハイブリッドであるアプリケーションで、ハングやクラッシュとして発生する可能性のある問題を回避できました。http://community.microfocus.com/microfocus/cobol/visual_cobol/w/knowledge_base/20715.exception-occurs-when-native-dialog-system-program-calls-managed-winform.aspx を参照してください。

    Enterprise Developer 2.3.1 または Visual COBOL 2.3.1 でリリースされた Micro Focus Compatibility AddPack のバージョンでは、この環境変数はデフォルトで有効になり、排他的に設定する必要がなくなりました。以前の動作を復元するには、新しい環境変数 MFOLECL_THREAD_INIT を使用し、Yes に設定します。

    2848875 (1102920)

エディターの記述支援

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  • 提案の自動トリガーが有効になった状態で数字を入力した場合に、IntelliSense の提案が提供されなくなりました。
  • Visual Studio エディターで Tab キーを押すと、IntelliSense の候補リストで強調表示された項目が常に挿入されるようになりました。

Enterprise Server

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  • shareoptions パラメーターの crossregion オプションが 1 または 2 の場合、CICS ジョブと JCL ジョブの両方で入出力用に同じファイルを開くことができましたが、これは修正されました。さらに、casfile コマンドの「-oo」(および同義の」-o」) オプションは廃止されました。「-oo」を使用すると、戻りコード 4 (警告) が表示されます。「-oo」の代わりに、-ooi (直ちにオープン) オプションを使用する必要があります。VSAM shareoption を使用するために構成されたリージョンで -oo を使用すると、-ooi オプションが使用されるようになりました。

    2839272 (1101672)

  • 外部セキュリティ マネージャを使用してリージョンを保護する際に、EXEC CICS START TRANSID API が期待どおりに動作し、USERID オプションを優先するようになりました。以前は、開始されたトランザクションは、EXEC CICS START API を実行したユーザーの権限で実行されていました。

    2835112 (1101201)

OS/390 および VM サポート用の IBM 言語環境

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  • SETENV を呼び出す際に、SYSOUT(?) を指定できます。これにより、ファイルはスプール ファイルとして指定されますが、CLASS は更新されません。

    2841220 (1101955)

JCL サポート

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  • JCL プリンター出口からの戻りコードがチェックされるようになりました。このコードがゼロ以外の場合は、プリンター出口に送信されたデータセットは OUT-HOLD キューに移動され、PRINTED キューには移動されません。データセットを解放するには、ESMAC ビューで [Release] をクリックします。これにより、データセットがプリンター出口に再び表示されます。

    2834206 (1101079)

  • Enterprise Server および Enterprise Server for .NET では、アクティブなジョブをフラッシュすると、以前はジョブに関連付けられているすべてのスプール レコードが削除されていましたが、ジョブは実行されたままでした。ジョブ スプール レコードが存在しなくなったため、casout/seeout を使用して実行中のジョブを強制終了する試みは失敗しました。この変更により、ジョブがアクティブな場合、フラッシュ要求は失敗します。フラッシュする前に、アクティブなジョブを最初に強制終了する必要があります。
  • カタログ検索機能が強化され、データセット名の選択でワイルドカードを使用する際にすばやく戻れるようになりました。

    2698700 (1094266)

  • REXX は、インストリーム データを使用して、IKJEFT01 および IRXJCL を介して VSE で実行できるようになりました。

    2831984 (1100883)

ランタイム システム

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  • 監査マネージャーには、新しいタイムアウト オプションが追加されました。クライアントが「CBL_AUDIT_EVENT」API を使用して監査イベントを送信すると、イベントは共有メモリ ブロックの次の利用可能なスロットに配置されます。共有メモリがいっぱいの場合 (つまり、使用可能なスロットがない場合)、イベントはスロットが使用可能になるまで再試行されます。

    監査マネージャーが実行されていない場合、イベントは共有メモリから削除されず、スロットは使用できなくなります。したがって、新しい TIMEOUT オプションを使用して、クライアントが TIMEOUT 期間に達するまで送信を再試行するようにします。その後、監査イベントの送信を停止します。監査マネージャーがリサイクルされると、イベントの送信が再開されます。

    すべての監査マネージャー クライアントに対して TIMEOUT を設定するには、監査マネージャーの構成ファイルで次の行を指定します。
    mfaudit.timeout = n
    n は、ミリ秒単位のタイムアウト値です。

    個々の監査マネージャー クライアントに対して TIMEOUT を設定するには、「CBL_AUDIT_CONFIG_PROPERTY_SET」APIを使用します。これは整数のプロパティ値を取り、この値はミリ秒単位のタイムアウト値とします。

    両方の方法を使用して TIMEOUT を設定した場合、このプロパティがゼロに設定されていない限り、クライアント プロパティ TIMEOUT が優先されます。そのような場合、構成ファイルの TIMEOUT が使用されます。「TIMEOUT」プロパティで「CBL_AUDIT_CONFIG_PROPERTY_GET」API を使用すると、クライアント プロパティの TIMEOUT 値のみが返されます。構成ファイルで設定された値は返しません。

    2838689 (1101685)

  • IS DBCS、IS KANJI、および IS JAPANESE クラス条件テストの実装に、以下の変更が加えられました。
    • IS [NOT] DBCS

      CHARSET"EBCDIC" が有効である場合に、文字列内の各文字が有効な DBCS 文字であると見なされると、IS DBCS 検査は真を返す。有効な文字は、最初のバイトが 0x41 から 0xFE の範囲にあり、かつ 2 番目のバイトが 0x41 から 0xFE の範囲にある文字か、EBCDIC スペース (0x4040) である文字である。CHARSET"ASCII" が有効である場合に、DBCS 検査は OS の呼び出しを使用して、文字列に有効な 2 バイト文字のみが含まれているかどうかを判別し、有効であれば真を返す。

    • IS [NOT] KANJI

      CHARSET"EBCDIC" が有効である場合に、文字列内の各文字が有効な漢字であると見なされると、IS KANJI 検査は真を返す。有効な文字は、最初のバイトが 0x41 から 0x7F の範囲にあり、かつ 2 番目のバイトが 0x41 から 0xFE の範囲にある文字か、EBCDIC スペース (0x4040) である文字である。CHARSET"ASCII" が有効である場合に、IS KANJI 検査は OS の呼び出しを使用して、文字列に有効な漢字のみが含まれているかどうかを判別し、有効であれば真を返す。

    • IS [NOT] JAPANESE

      CHARSET"EBCDIC" が有効である場合、IS JAPANESE 検査はサポートされず、翻訳時に「COBCH1806 この機能は選択した文字集合ではサポートされない」というメッセージが表示されて翻訳エラーになる。

      CHARSET"ASCII" が有効である場合に、IS JAPANESE 検査は、文字列に 2 バイトの日本語文字または半角のカタカナ文字のみが含まれている場合は真を返し、有効であれば真を返す。NSYMBOL"NATIONAL" が有効である場合、これらの字類検査はサポートされず、翻訳時に「COBCH0303 作用対象が誤ったデータ形式である」というメッセージが表示されて翻訳エラーになる。

    2812895 (1098401)

SQL:OpenESQL

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  • DB2 CONCAT 関数および演算子は、文字、数値、および日時データに対して HCOSS 提供の dbo.CONCAT を使用して SQL Server に変換されるようになりました。BINARY または VARBINARY データを使用している場合、HCOSS 提供の dbo.CONCAT_BINARY 関数を適用する必要があります。以前のバージョンの Enterprise Developer でディプロイされた HCOSS アプリケーションは、文字列またはバイナリ連結を使用している場合に、この影響を受けます。メインフレーム方言 DB2 || 演算子および CONCAT 関数は、新しい SQL Server スカラー関数 dbo.CONCAT() を呼び出すようになりました。DB2 連結構文を使用する dialect=mainframe を含む既存のプログラムはすべて再コンパイルする必要があります。これらのプログラムがアクセスするすべての既存の SQL Server データベースに dbo.CONCAT をインストールする必要があります。アプリケーションの SQL Server データベースに新しい関数を作成するには、次のいずれかを実行できます。
    • 顧客データベースに対して DSN バインドを実行するまたは
    • %ALLUSERSPROFILE%\Micro Focus\Enterprise Developer\hcoss\InstallDigitsFunction.sql スクリプトを実行する

    これは、データベースに対する 1 回限りの変更です。

    2843818 (1102248)

SQL Option for DB2

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  • ALIAS を使用したクエリの実行中に、誤ったエラーが返されることがありました。

    2830383 (1100609)

リリース 2.3 での動作の変更

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本セクションでは、動作または使用法の重要な変更について説明します。これらの変更は、既存のアプリケーションの動作や、ツールの使用方法に影響を与える可能性があります。

各問題の後に続く番号 (ある場合) は、サポート インシデント番号と、その後に続く、報告された問題インシデント (Reported Problem Incident;RPI) 番号 (かっこ内) です。

アセンブラー サポート

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  • 以前は、アセンブラーのランタイム エラー SOC4 (無効な 370 アドレス異常終了) は COBOL ランタイム エラー 200 (内部論理エラー) にマップされており、誤解を招くことがありました。現在、これは COBOL ランタイム エラー 205 (COBRT205 無効なメインフレーム ポインター値 (致命的)) にマップされています。ほとんどの場合、呼び出し側の COBOL プログラムが AMODE(24) または AMODE(31) コンパイラ指令なしでコンパイルされた場合に、アセンブラー SOC4 異常終了が発生する点に注意してください。

    2806239 (1097738)

ビルド

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  • Enterprise Developer では、COBOL プロジェクトの Visual Studio の並行ビルドがサポートされるようになりました。並行ビルドにより、マルチ CPU のマシンで複数のプロジェクトをより速くビルドできます。

    このバージョンの Enterprise Developer にアップグレードした後、既存の複数プロジェクトのソリューションをコンパイルする際に予期しないビルド エラーが発生するようになった場合は、プロジェクトの並行ビルドのサポートを有効にしたことが原因である可能性があります。以下に、これらのエラーの原因として考えられる問題の例を示します。

    • 同一ソリューション内のプロジェクト出力へのファイル参照を使用している。代わりに、プロジェクト間参照を使用する必要があります。

      [プロジェクト > プロジェクト依存関係] を使用して、ソリューション内のプロジェクトの依存関係およびビルド順序を調整します。

    • ビルド前またはビルド後イベントを使用するようなカスタム ビルド プロセス。

    これらの問題を解決してもビルド エラーが解決しない場合は、並列ビルド サポートを無効にすることを検討してください。[Tools > Options > Projects and Solutions > Build and Run] をクリックし、並列プロジェクト ビルドの最大数1に設定します。

追加の指令からプロジェクトのプロパティへの変換

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  • このリリースから、既存の COBOL ソリューションを開くと、[Update Project Properties] ダイアログ ボックスが表示されるようになる場合があります。このダイアログ ボックスでは、[Additional directives] で指定した指令の一部をプロジェクトのプロパティに変換することを推奨されます。これは、プロジェクト指令とは異なるファイル プロパティが設定されてしまう可能性があり、[Additional directives] で指定された指令が同等のプロパティを持ち、ファイル プロパティより優先されるという問題に対処するためです。この結果、アプリケーションのビルド時に予期しないビルドの問題が発生する場合があります。

    このダイアログ ボックスでは、[Additional directives] で指定した指令をプロジェクトのプロパティに変換することで問題を回避できるようになります。

    IDE でこのチェックを無効にするには、[ツール] > [オプション] > [Micro Focus] > [General] をクリックし、[Check Additional Directives for project properties] のチェックを外します。

CAS セキュリティ

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  • Enterprise Server External Security Facility に MLDAP ESM Module 2.0 が含まれるようになりました。これには、リソース アクセス セキュリティ チェックに対して最適なリソース アクセス ルールおよび ACE を識別する新しいアルゴリズムが含まれています。このアルゴリズムは高速で、大半の顧客の期待にマッチします。この新しいアルゴリズムは、オプション機能「username substitution」も提供します。これは、Security Manager の構成テキスト領域の [Operation] セクションで「rule substitutions」を「yes」に設定することで有効にできます。これを有効にすると、リソース ルール名の文字列「${user}」が、リクエストを行うユーザーの名前に置き換えられます。たとえば、「USERS.${user}.**」という名前の DATASET ルールは、2 番目の修飾子として要求元ユーザーの名前を持つデータセットに適用されます。まれに、リソースへのアクセスに関する複雑であいまいなセキュリティ ルールを使用している場合は、新しいアルゴリズムの結果として、動作に変化が生じることがあります。古いアルゴリズムは引き続きサポートされており、Security Manager の構成の [Operation] セクションで「version 1 authentication」を「yes」に設定することで有効にできます。

    2807531 (1097783)

CAS XA スイッチ モジュール

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  • XA スイッチ モジュールは、動的登録をサポートするようになりました。

    2682101 (1092325)

  • 複数の XA リソース マネージャーが定義されている場合、XA スイッチ モジュールはバッチのみの操作をサポートするようになりました。

    2664675 (1091082)

  • Enterprise Developer 2.2 update 2 では、特定の指令の組み合わせが指定された場合に、Micro Focus は未定義のランタイム動作を識別していました。その組み合わせは、SIGN"EBCDIC"、CHARSET"ASCII"、およびHOST-NUMMOVE、HOST-NUMCOMPARE、または SIGN-FIXUP のいずれかです。以前のバージョン (Enterprise Developer 2.2 update 1 以前) でこの組み合わせが指定された場合、ASCII 文字と EBCDIC 文字の混合を避けるには、SIGN”EBCDIC” 指令を無視すべきでした。ただし、SIGN”EBCDIC” は依然として適用されており、実行時の動作は未定義でした。したがって、この指令の組み合わせは Enterprise Developer 2.2 update 2 以降では無効になり、指定した場合はコンパイル時に拒否されます。

    2786397 (1095265)

コンパイラ

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  • ネイティブ COBOL の場合、データ部のサイズ制限は 2GB -1 になりました。

    2796076 (1096384)

  • COBDATA はコンパイルには影響しません。コンパイラの出力は、COBDATA が設定されているかどうかに関係なく同じ場所です。

    以前は、sign-fixup、host-num-move、または host-num-compare では sign(EBCDIC) を指定できませんでした。この組み合わせはネイティブ COBOL でサポートされるようになりましたが、マネージ COBOL コードでは無効のままです。これは、バージョン 2.2 U2 HotFix 10 以降に適用されます。

    2824577 (1100823)

データ ツール

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  • DFCONV は正しい戻りコードを返すようになりました。以前は、常に 0 を返していました。

cwgui のサポートの終了

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  • cwgui デバッガーは利用できなくなりました。より優れたグラフィカル デバッグ エクスペリエンスを提供する、cw_java デバッガーを使用できるようになりました。

ファイル処理

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  • カスタム ファイル ハンドラー (DYNREDIR を使用) は、連結ファイルの各部分に対して呼び出されるようになりました。

    2795077 (1096322)

IDE

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  • Enterprise Developer for Visual Studio の新しい COBOL プロジェクトのデフォルトの警告レベルは、[回復可能なエラーを含める (レベル E)] です。これには、重大なエラーのみ (レベル S) および回復不能なエラー (レベル U) も含まれます。Micro Focus では、潜在的なコーディングの問題を回避できるように、プロジェクトのプロパティの COBOL ページで警告レベルを「警告を含める (レベル W)」に設定することをお勧めします (可能な場合)。

J2EE コネクタ

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  • このリリースでは、適切なアルゴリズムに設定できる mf.ssl.algorithm という Java の新しいコマンド ライン引数が提供されます。

    2799213 (1096684)

JCL サポート

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  • MVSCTLBP を使用してステップにデータセットを割り当てると、データセット属性に返される値はカタログで定義された値になります。これらがカタログで設定されていない場合、MVSCTLBP 呼び出しで定義された値が返されます。

    2816179 (1098882)

  • SSTM ジョブのプログラム属性のデフォルト設定は、メインフレーム方言 AMODE 31 プログラムに変更されました。これらの属性は、ジョブの MVS 制御ブロックを作成する際に使用されます。つまり、サブブロック領域へのポインターは、ネイティブ形式ではなくメインフレーム形式になります。

    2815695 (1098825)

  • プリンター出口に渡される OUTPUT 文の情報に、その文の正しいクラスが含まれるようになりました。

    2814249 (1098636)

  • ESMAC では、スプールを削除すると、物理スプール ファイルおよび casspool.dat のエントリが削除されます。

    2812899 (1098412)

  • ファイルを印刷した後にプリンター スプール ファイルを削除できるようにする新しい機能がプリンター出口インターフェイスに追加されました。cwsbprn.cpy で定義されている (ws)-prn-file-disp を 1 に設定して、印刷後にスプール ファイルを削除します。さらに、環境変数 ES_JESYSMSG_OUTPUT=Y がスプール ファイルを出力キューに正しくルーティングするようになりました。以前は、HELD スプール ファイルがない場合でも、ESMAC は HELD ディスプレイにジョブを表示していました。

    2812899 (1099966)

  • 新しい環境変数 ES_JESYSMSG_RESTRICTED が導入されました。JESYSMSG スプール ファイルは通常、HELD にルーティングされます。これは、環境変数 ES_JESYSMSG_OUTPUT=Y を設定することでオーバーライドできます。これにより、すべての JESYSMSG スプール ファイルが OUTPUT にルーティングされます。ES_JESYSMSG_OUTPUT=Y が設定されているが、特定のクラスを保持する必要がある場合は、環境変数 ES_JESYSMSG_RESTRICTED を、HELD になるクラスを含む文字列に設定します。

    2812878 (1098417)

  • IEBDG PICTURE 値の長さは、指定された長さと一致する必要があります。この値には、メインフレームと同様に引用符を含む任意の文字を含められます。

    2794881 (1096221)

  • IDCAMS ALTER 処理の変更により、MGMTCLASS の変更を GDG およびクラスター以外の VSAM 要素に適用できなくなります。SMS DATACLASS の shareoption 設定は、VSAM 要素に正しく適用されるようになりました。

    2789939 (1095803)

Mainframe Access

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Mainframe Access は、以前使用されていた SAS/C コンパイラではなく、IBM XL/C コンパイラを使用してビルドされるようになりました。この変更では、提供されているサンプル MFA、MFAS、および MFAAS を参照して、実稼働 JCL プロシージャを更新する必要があります。各 JCL プロシージャで、STEPLIB DD 文を変更し、新しい文 CEEOPTS を追加します。

Web Administration 機能は、Enterprise Developer では使用できなくなりました。

Endevor の Mainframe Access サポートを使用するには、Endevor R14 以降を使用する必要があります。CA は R14 で Endevor API を安定化したため、R14 からそれ以降のバージョンにアップグレードする場合、Mainframe Access が使用するサポート モジュールを更新する必要はありません。

MF Server Administrator (GUI)

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  • MFDS または ESMAC インターフェイスのいずれかを介して入力されたパスワードは、同じエンコードを使用するようになりました。

    2792382 (1096011)

PL/I サポート

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  • BASED (ADDR(x)) の形式を使用して宣言した BASED 変数の場合、記憶域チェックは基底付き変数「x」で実行されるようになりました。この動作には、コンパイラ オプション –nolaxbased が必要です。オプション -[no]laxbased および -[no]laxdefined の詳細については、Open PL/I ユーザー ガイドを参照してください。

    2819663 (1099293)

  • -zp1 オプションの動作は、Enterprise Developer の 2.2 Update 1 よりも前のバージョンに戻っており、Char Varying データ項目に関する追加修正も適用されています。–zp1 オプションの詳細については、製品ヘルプの Open PL/I ユーザー ガイドを参照してください。Enterprise Developer 2.2 U1 HF5 を Enterprise Developer 2.2 U1 のアップグレードとしてインストールする場合、アップグレード後に、コンパイル対象のすべてのアプリケーションを -zp1 オプションを使用してリビルドする必要があります。

    2789213 (1095636)

  • 以前は、コンパイラ オプション -mvs、-dli、-ims、または -cics のいずれかを使用する場合に、FIXED 属性が BINARY または DECIMAL なしで指定されていると、誤って BINARY 属性が適用されていましたが、デフォルトの属性 DECIMAL が適用されるようになりました。
  • BIGENDIAN 属性は、構造に明示的に適用されると、その CHAR VARYING および WIDECHAR VARYING メンバーに伝播されるようになりました。
  • DEFINED 記憶域を使用する宣言は、DEFINED 変数とその基底付き変数の間で互換性のある型についてチェックされるようになりました。この動作には、コンパイラ オプション –nolaxdefined が必要です。オプション -[no]laxbased および -[no]laxdefined の詳細については、Open PL/I ユーザー ガイドを参照してください。
  • PL/I マクロ プリプロセッサは、PL/I マクロ内からの ANSWER 文の使用をサポートするように拡張されました。

    2698537 (1094243)

  • このマクロ プリプロセッサは、CHAR 変数および FIXED 変数の配列をサポートするように強化されました。新しいマクロ組み込み関数が実装されました (HBOUND、LBOUND、DIMENSION)。

    2696129 (1094011)

SQL:SQL Server 用 HCO

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  • HCOSS DB2 CHAR() 関数の戻り値の型は、CHAR(255) から ARCHAR(255) に変更されました。

    2804069 (1097253)

ランタイム システムの更新

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  • Enterprise Server は、さまざまな開発製品を使用してビルドされたアプリケーションを実行できる実行環境を提供します。このため、バージョン 2.3 よりも前の Enterprise Developer でビルドされたメインの COBOL 実行可能ファイル (.exe) がアプリケーションに含まれている場合は、必ずその実行可能ファイルをリビルドし、新しいランタイム システムとともにパッケージ化する必要があります。これによる、Enterprise Server にディプロイされたメインフレーム サブシステム プロジェクトへの影響はありません。リビルドは、IDE またはコマンド ラインから実行できます。

    以前のバージョンの Enterprise Developer を使用してビルドされた他の COBOL サブプログラムには、リビルドは必要ありません。

リリース 2.2 Update 2 での動作の変更

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本セクションでは、動作または使用法の重要な変更について説明します。これらの変更は、既存のアプリケーションの動作や、ツールの使用方法に影響を与える可能性があります。

各問題の後に続く番号は、サポート インシデント番号と、その後に続く、報告された問題インシデント (Reported Problem Incident;RPI) 番号 (かっこ内) です。

CICS サポート

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  • CRTE モードでは、CRTE の実行後にユーザーがサインオンした場合に、正しいユーザー ID を使用してトランザクションが実行されるようになりました。

    2663890 (1091979)

コンパイラ

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  • メインフレーム方言で HOSTRW 指令を使用する場合、報告書作成機能は、ASA 制御文字の全範囲を生成し、メインフレーム印刷ファイルをエミュレートします。

    2697615 (1094527)

  • Fixed Binary (p<=7) は、デフォルトで 2 の補数の 8 ビット符号付き 2 進整数になりました。

ドキュメント

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  • MFALLOC_PCFILE 環境変数のデフォルト設定が変更され、デフォルトが Y に設定されるようになりました。つまり、DCB 属性が DSORG=PS のファイルをカタログ化する際に、物理ファイルが存在しない場合はこのファイルが作成されます。以前は、デフォルトは N に設定されていたため、ファイルは作成されませんでした。

    2697571 (1094370)

Enterprise Server

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  • Enterprise Server External Security Facility に MLDAP ESM Module 2.0 が含まれるようになりました。これには、リソース アクセス セキュリティ チェックに対して最適なリソース アクセス ルールおよび ACE を識別する新しいアルゴリズムが含まれています。このアルゴリズムは高速で、大半の顧客の期待にマッチします。

    この新しいアルゴリズムは、オプション機能「username substitution」も提供します。これを有効にするには、セキュリティ マネージャーの構成テキスト領域の[Operation]セクションで「rule substitutions」を「yes」に設定しますこれを有効にすると、リソース ルール名の文字列「${user}」が、リクエストを行うユーザーの名前に置き換えられます。たとえば、「USERS.${user}.**」という名前の DATASET ルールは、2 番目の修飾子として要求元ユーザーの名前を持つデータセットに適用されます。まれに、リソースへのアクセスに関する複雑であいまいなセキュリティ ルールを使用している場合は、新しいアルゴリズムの結果として、動作に変化が生じることがあります。古いアルゴリズムは引き続きサポートされており、Security Manager の構成の[Operation]セクションで「version 1 authentication」を「yes」に設定することで有効にできます。

    2807531 (1097783)

  • このリリース以降、IMSCONFG.DAT はエンタープライズ サーバーの構成に使用されなくなりました。代わりに、環境変数を使用して以下のフィールドを制御する必要があります。
    フィールド [Environment Variable]
    LANG=PL/I PCB アドレス リスト ES_IMS_PLI_INDIRECT_PCBADDR=D|Y|N

    詳細は次のとおりです。

    D
    動的 (デフォルト)。PSB 言語が PL/I で、メインプログラムが PL/I の場合、間接 PCB アドレス リストを使用します。
    Y
    PSB 言語が PL/I の場合、常に間接 PCB アドレス リストを使用します。
    N
    間接 PCB アドレス リストを使用しません。
    IBM プラットフォーム ES_IMS_IBMPLATFORM=M|D

    詳細は次のとおりです。

    M
    MVS (デフォルト)
    D
    DOSVS。一部の DOS/VS ユーザーで必要です。
    2 次索引スパース出口言語 ES_IMS_SPARSE_EXIT_LANG=C|A

    詳細は次のとおりです。

    C
    COBOL
    A
    アセンブラー
    設定なし (デフォルト)
    スパース出口は無効になっています

Enterprise Server for .NET

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  • リージョン起動ファイルのデータ ファイルの場所リストで、ディスク上のフォルダーとデータベース フォルダーの両方がサポートされるようになりました (c:/project/bin/debug および sql://(dbinst)/VSAM/?folder=FOLDER1;type=folder など)。

    CICS はファイルを検索する際に、提供されたすべての場所を、指定された順序でチェックインします。Fileshare またはカタログを使用してアクセスされるファイルは、これらの変更の影響を受けず、引き続き以前と同様に機能します。新しいプロパティ セットを使用して、基になるデータ ファイルを CICS が見つける方法を構成できます。CICS リソース ファイル エディターを使用して ResourceDefinitions.config ファイルを検索する場合、FCT には次のプロパティを持つファイルの場所のオーバーライド セクションが含まれるようになりました。

    • ファイル名:CICS が FCT 名を使用する代わりに検索するファイル名または拡張子付きのファイル名 (ACCTFIL.DAT など) を指定します。
    • ファイル拡張子:ファイル拡張子を指定します。ファイル名として FCT 名を使用する必要があります。
    • フォルダー:CICS がファイルを検索する場所を指定します。
    • これがマシン上のフォルダーまたはデータベース フォルダーへの絶対パスに設定されている場合、CICS はそのフォルダー内のファイルのみを検索し、データ ファイルの場所は使用しません。
    • これが相対パス (「/subfolder1/subfolder2/」など) に設定されている場合、CICS は、ファイルを検索する各データ ファイルの場所にその相対パスを適用します。
    注:以前は、Folder プロパティは Path と呼ばれ、データ ファイルへの完全な絶対パスに設定する必要がありました。これらの 3 つのプロパティは、ネイティブの Enterprise Server と互換性があり、任意の組み合わせで有効にできます。

    以前は、CICS がデータベース内のファイルを見つけるために、Format プロパティを RDBMS に設定し、FCT の Path プロパティをデータストアの名前に設定する必要がありましたが、この設定は不要になりました。

    代わりに、ファイルを含むデータストア フォルダーを、データ ファイルの場所、または FCT プロパティの File Location Overrides セクションの Folder プロパティに追加する必要があります。ディスク上ではなくデータベース内にファイルを作成する (たとえば、CFCR を使用する) CICS を構成するためのヒントとして、RDBMS 形式の値を引き続き使用できます。

    このリリースをインストールする場合、古い Path プロパティを使用していた FACT を変更する必要があります。以下に例を示します。

    以前、次のように設定していた場合は、

    FCT ( Name=fct1 Path="c:\folder\file1.dat" )

    次のように変換する必要があります。FCT ( Name=fct1 FileName="file1.dat" )

    また、データ ファイルの場所「c:\folder\」をリージョン起動ファイルに追加する必要があります。

    2780059 (1094576)

ファイル処理

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  • ES_IMS_TLOG_FLUSH 環境変数は非推奨になりました。TLOG フラッシュを制御するには、以下の環境変数を使用します。ES_IMS_DB_TLOG_WRITETHRU=0|1
    0
    TLOG バッファーからディスクへのフラッシュを、COMMIT 実行時にのみ行います (デフォルト)。
    1
    TLOG バッファーからディスクへのフラッシュを、すべてのデータベース入出力時に行います。
    データベースのフラッシュを制御するには、以下の環境変数を使用します。ES_IMS_DB_COMMIT_FLUSH=0|1
    0
    データベース バッファーからディスクへのフラッシュを、CLOSE 実行時にのみ行います (デフォルト)。
    1
    データベース バッファーからディスクへのフラッシュを、COMMIT 実行時にのみ行います。
    データベース更新の回数、COMMIT の頻度、および同時実行される他のコンピューター活動によっては、これらの環境変数を使用するとパフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。

    2784949 (1095190)

  • 環境設定 MFJ_INPUTDS_ERROR=N の使用が拡張され、JCL ステップの入力ファイルが省略可能となり、ファイルがなくともエラーが表示されなくなりました。

    2784622 (1095971)

SQL Server 用 HCO (HCOSS)

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メインフレーム方言 DB2 CHAR() 関数は、新しい SQL Server スカラー関数 dbo.MFCHAR() を呼び出すようになりました。アプリケーションの SQL Server データベースに新しい関数を作成するには、次のいずれかを実行できます。

  • 顧客データベースに対して DSN バインドを実行する

    または

  • %ALLUSERSPROFILE%\Micro Focus\Enterprise Developer\hcoss\InstallDigitsFunction.sql スクリプトを実行する

    さらに、次の規則が適用される。

  • HCOSS DB2 CHAR() 関数の戻り値の型は、CHAR(255) から ARCHAR(255) に変更されました。

2804069 (1097253)

J2EE コネクタ

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  • パッケージ com.ibm.ctg.client の listSystem.properties ファイルには、一部のセクションのドキュメントがありませんでした。

IMS サポート

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  • NODCX mfims dbdgen 指令が追加され、DBD ソースに含まれるデータ キャプチャー出口ルーチンを実行せずに DBD ソースをコンパイルできるようになりました。以前は、DBD ソースに含まれているにもかかわらず、コンパイル中に見つからなかったデータ キャプチャ出口ルーチンは無視されていました。新しいデフォルトの動作では、NODCX が指定されていない限り、すべてのデータ キャプチャ出口ルーチンが処理されます。

    2579600 (1084675)

  • 使用中のすべての既存の IMS グローバル物理端末編集ルーチン (DFSGPIX0) は、文字セットを ASCII ではなく EBCDIC で再コンパイルする必要があります。

    (606142)

JCL サポート

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  • casspool ファイルで回復不能なファイル状態エラーを検出した場合、メッセージがコンソールに表示され、ACCEPT 文が発行されます。これにより処理が停止し、ジョブを続行する前にエラー原因のファイルの問題を修正できます。

    2651654 (1090287)

  • カタログ エントリを使用するバッチ ジョブおよび CICS ファイルの VSAM Shareoption のサポートを有効化できるようになりました。詳細については、製品ヘルプを参照してください。

    2660651 (1091290)

PL/I サポート

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  • 重要:このリリースを Enterprise Developer 2.2 Update 1 のアップグレードとしてインストールする場合、アップグレード後に、コンパイル対象のすべてのアプリケーションを -zp1 オプションを使用してリビルドする必要があります。

    -zp1 オプションの動作は、Enterprise Developer の 2.2 Update 1 よりも前のバージョンに戻っており、Char Varying データ項目に関する追加修正も適用されています。–zp1 オプションの詳細については、製品ヘルプの Open PL/I ユーザー ガイドを参照してください。

    このフィックスにより、Enterprise Developer の 2.2 よりも前のバージョンに動作が戻り、–zp1 でコンパイルすると、すべてのパラメーターが非整列として扱われます(Enterprise Developer 2.2 Update 1 では、-zp1 でのコンパイルの動作では、パラメーターは非整列であるかのようには扱われませんでした)。

    -zp1 コンパイラ オプションを使用する場合、すべての Character Varying データ項目が非整列であるかのように扱われるようになりました。Open PL/I の以前のバージョンでは、Character Varying データ項目には、–zp1 の非整列要件は構造体のメンバーおよびパラメーターにのみ適用されました。

    この変更の例を次に示します。

    zptest: proc options(main); dcl 1 st1, 2 c char, 2 x(4) char(7) var init ('a', 'xx', 'yyy', 'zzzz'); dcl y(4) char(7) var init ('a', 'xx', 'yyy', 'zzzz'); dcl sub entry ((4) char(7) var); call sub (x); call sub (y); end; sub: proc (z); dcl z(4) char(7) var; dcl i fixed bin(31); do i = 1 to hbound(z); z(i) = 'x'; end; end;

    詳細は次のとおりです。

    • ここで、xおよびzについて、それぞれのchar (7) var項目は、7 バイトに 2 バイトを加えた 9 バイトで、4 を掛けて 36 バイトになります。
    • たとえば、yが、デフォルトでハーフワードに整列されると、配列の各要素が整列されたハーフワードとなり、それぞれが 10 バイト (9 + 1 パッド バイト) で、合計サイズが 40 バイトと等しくなります。
    • call sub (x)では、呼び出し側の引数とパラメーターが一致します。
    • call sub (y)では、y要素のサイズ (10 バイト) は、パラメーターz要素サイズ (9 バイト) に対して一致しません (–zp1 のため)。これは正しくないため、プログラムの予期しない動作を引き起こします。

    –zp1 を使用する際、このようにすべての Char Varying データ項目を非整列として扱うような修正を行うため、CHAR VARYING 配列のサイズが Open PL/I の以前のバージョンのものとは異なります。次に例を示します。

    dcl X(4) char(7) var; Put skip list (size(X)) /* size is 36 bytes vs. 40 bytes in previous versions of Open-PL1 */

    2789213 (1095636)

  • 以前は、デバッガの SRC リストには、ファイルへのパスのないソース ファイル名のみが含まれていました。ソース ファイルが現在のディレクトリに存在しない場合、デバッガーは常に完全修飾ファイル名を想定するため、ファイル名を使用してソース ファイルを見つけることができませんでした。現在では、パスを含む完全修飾ファイル名が SRC リストに含まれるようになりました。また、SRC または ENV 値を変更すると、ソースが正しく更新されます。

    2783734 (1094988)

リリース 2.2 Update 1 での動作の変更

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本セクションでは、動作または使用法の重要な変更について説明します。これらの変更は、既存のアプリケーションの動作や、ツールの使用方法に影響を与える可能性があります。

各問題の後に続く番号は、サポート インシデント番号と、その後に続く、報告された問題インシデント (Reported Problem Incident;RPI) 番号 (かっこ内) です。

COBSQL

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  • COBSQL は、EXEC SQL 文エラーが発生した後、適切な COBOL 構文エラーを表示するようになりました。

    2673619 (1093197)

コンパイラ

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  • マネージ COBOL 構文のメンバー参照では、メソッドを参照する際に、かっこのみ使用できるようになりました。そのため、フィールドやプロパティを参照する場合は、かっこを指定できません。かっこを指定すると、構文エラーが発生します。次に例を示します。
    set intLength to testString::Length()
    これは次のように変更する必要があります。
    set intLength to testString::Length

ファイル処理

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  • 空の VSAM ファイルの乱呼び出しおよび動的呼び出しは正常に開きます。これは、メインフレームに合わせて 3/5 ファイル状態を返すように変更されました。

    2692826 (1093604)

JCL サポート

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  • 一時データセットの最終的なディスポジション処理は、メインフレーム処理に合わせて修正されました。DD カードで DELETE が指定されていない限り、デフォルト値は PASS です。以前のデフォルト値は DELETE でした。

    2671175 (1091627)

  • バッチ プログラムの実行中に「Out of Space」エラーを受け取るには、処理を続行するためにオペレーターの介入が必要です。

    2642115 (1089055)

  • MGMTCLAS を使用して、EXPIRE AFTER の日数を提供できるようになりました。これは、MGMTCLAS パラメーターを使用して割り当てられたデータセットの有効期限を計算するために使用されます。

    2664639 (1090992)

  • MFLEX*.DAT ファイルは、スプール ファイルと共に移動されませんでした。スプール ハウスキーピングは、JESYSMSG を削除する際に LEX ファイルを削除するようになりました。また、残りの孤立した LEX ファイルを識別するために、MF_SPOOL_HK_LEX_SCAN 環境変数は、スプール ハウスキーピングを設定して、最大保持期間より古い LEX ファイルのデータ ディレクトリをスキャンします。

    2659555 (1090759)

  • スプール ハウスキーピングが書き直され、多くの新機能が提供されました。これらについては、製品のドキュメントで説明します。

    (592452)

  • 未使用の VSAM ファイルの状態が正しく処理されるようになりました。

    2686149 (1093587)

  • ゼロの REPRO COUNT は、REPRO 操作に含まれるゼロ レコードとして処理されるようになりました。

    2665006 (1091034)

PL/I サポート

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  • Intel プラットフォームでは、-bitsltr コンパイラ オプションを使用して、各バイト内に左から右にビット文字列を格納できます。これは Intel プラットフォームのビッグエンディアンのビット順序に似ています。Intel のデフォルトでは、Intel ハードウェアのビット順序と同様に、各バイト内にビット文字列を右から左に格納します。

    2675860 (1092098)

  • ライブラリ libmf.solibespli.so、および libespliz.so が提供されなくなりました。mfplx または ldpli を使用して PL/I オブジェクトをリンクする場合、これは透過的であり、ビルド プロセスを変更する必要はありません。

    ただし、UNIX ld コマンドまたは Enterprise Developer cob コマンドを使用して PL/I オブジェクトをリンクする場合、スタンドアロンの Open PL/I オブジェクト (Enterprise Server の外部で実行される) をリンクする際にライブラリ libmfpli.so を含める必要があります。また、Enterprise Server の制御下で実行される PL/I オブジェクトをリンクする際には libmfpliz.so を含める必要があります。

    これを行うには、スタンドアロンの Open PL/I オブジェクトに対してはオプション -lmfpli を使用し、Enterprise Server の下で実行される PL/I に対しては -lmfpliz を使用します。これらのオプションは、–lmf オプションに代わるものです。

  • Open PL/I アプリケーションをこのリリースで使用するには、それらを再コンパイルおよび再リンクする必要があります。
  • デバッガーは、ON UNIT が起動する前に停止するようになりました。これにより、ON UNIT 自体でデバッグを実行できます。また、デバッガーが停止する ON UNITS を構成できます。

    2674783 (1092319)

  • Enterprise Server の外部での実行中に SYSPRINT に書き込むと、出力が直接ターミナルに送られ、入出力がバッファリングされなくなりました。

    2477031 (1076203)

リリース 2.2 での動作の変更

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本セクションでは、動作または使用法の重要な変更について説明します。これらの変更は、既存のアプリケーションの動作や、ツールの使用方法に影響を与える可能性があります。

各問題の後に続く番号は、サポート インシデント番号と、その後に続く、報告された問題インシデント (Reported Problem Incident;RPI) 番号 (かっこ内) です。

アセンブラー サポート

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  • 「.」(ドット) 指定は、SYSIN 環境変数または mf370ctl.cfg ファイルでは、出力ディレクトリを指定するために使用する場合には無視されなくなりました。ドット指定は、現在のディレクトリを示します。これは、Mainframe Express からの動作の変更です。Mainframe Express では、SYSIN 環境変数または mf370ctl.cfg ファイル内の「.」(ドット) 文字は引き続き無視され、アセンブラー出力ファイルは SYSIN 環境変数で指定されたディレクトリに配置されます。
  • アセンブラー ビルド出力は、COBOL 出力パス プロジェクト設定で指定された場所に送られるようになりました。以前は、すべてのアセンブラー ビルド出力がプロジェクト ディレクトリに送られていました。

Common Communications Interface

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  • 新しいオプション use_global_namespace は、Windows%SystemRoot% フォルダー内の CCI.INI ファイルで使用できます。use_global_namespace が設定されている場合、すべての ccishared メモリ オブジェクトはシステム全体のアドレス空間に作成され、さまざまなユーザーがホストするアプリケーション (システム サービスを含む) が通信できます。この機能を使用するには、CCI.INI ファイルを編集して use_global_namespace を「yes」に設定します。[ccismem-base] これは、単一システムでのユーザー間の対話を許可します。このオプションを使用すると (use_global_namespace=yes)、すべてのユーザーが同じネームスペースにアクセスできるようになるため、セキュリティが低下します。このオプションの値が「yes」以外の場合、またはオプションがない場合、既存の動作は変更されません。

    2195519 (1062800)

コンパイラ

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  • サブプログラムでの ILSMARTLINKAGE の使用が正しく機能するようになりました。以前のバージョンでは、サブプログラムで指定された場合に、別のプログラムからそのプログラムを動的に呼び出すと、実行エラーが発生する場合がありました。

    2608825 (1087435)

  • マネージ コードでは、DISPLAY UPON SYSERR 文が期待どおりに動作するようになりました。以前は、DISPLAY UPON CONSOLE と同じ動作をしていました。

    2589053 (1085576)

  • PROPERTY キーワードを数字編集フィールドで使用する場合に、プログラムが DECIMAL POINT IS COMMA を指定していると SET メソッドが正しく機能するようになりました。

    2588508 (1085560)

  • DIALECT(ENTCOBOL) の下の NSYMBOL 指令のデフォルト設定は NSYMBOL(NATIONAL) に変更されました。これは、同等の IBM デフォルトをエミュレートすることを目的としたものです。

    2657471 (1090355)

  • RM/COBOL および ACUCOBOL の互換性を改善するために、グループ レベルの SIGN 句は、グループ内の非 DISPLAY 用途の符号付き数値データ項目に適用されなくなりました。これは、グループ内の符号なし数値データ項目および非数値データ項目には適用されないのと同様です。

    2549904 (1082171)

  • 以前は、コードは生成されませんでしたが、DISPLAY 文で許可されない形式の ON EXCEPTION および NOT ON EXCEPTION 指定がコンパイラでは許可されていました。このため、DISPLAY 文が別の文の ON EXCEPTION 指定にある場合、NOT ON EXCEPTION 指定が、意図された包含文 (ACCEPT や CALL 文など) ではなく、誤って DISPLAY 文とバインドされていました。

ファイル処理

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  • MFJSSTRICTSORT=ON で MFJSORT を使用すると、入力 RECFM が SORTOUT RECFM と異なる場合に、MFJSORT でエラー (戻りコード 16) が発生します。また、FTOV または VTOF/CONVERT が指定されていない場合に、入力 RECFM が OUTFIL RECFM と異なる場合もエラーになります。

    2643384 (1088993)

IDE

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  • 多数のファイルで構成される COBOL プロジェクトをロードおよびビルドする際のパフォーマンスが改善されました。

    2657121 (1090316)

  • IDE の外部でプロジェクトをビルドする際に、プロジェクトに新しいファイルを追加しても、プロジェクトが完全にリビルドされなくなりました。

    2617003 (1089623)

  • 変数名および式名の後に修飾子を使用して、監視ウィンドウの個々の行の値の表示形式を変更できるようになりました。これを行うには、行をクリックして F2 を押し、変数名または式名の後に次のように修飾子を入力します。VariableName (h) または VariableName (x) と入力して、変数または式を常に 16 進形式で表示します。VariableName (d) と入力すると、常に 10 進形式の数値変数と文字列がテキストとして表示されます。

    2614182 (1087959)

  • IDE 内でプログラムが依存するコピーブックを検索する場合、プロジェクトのプロパティの [COBOL] タブにある [追加指令] フィールドから設定した COPYEXT 指令が、[ツール > オプション > テキスト エディター > Micro Focus COBOL > Advanced > コピーブック拡張子] で指定したコピーブック拡張子のリストよりも優先して使用されるようになりました。この変更は、すでに COPYEXT を使用しているプロジェクトのビルドおよびバックグラウンド解析には影響しません。

    2612053 (1087773)

  • エンタープライズ サーバーの再起動の処理時間が 15 秒を超えた場合、再起動が失敗していました。

    2607051 (1087259)

  • ネイティブ コードをデバッグし、null バイトを含むデータ項目を照会すると、監視ウィンドウに表示される値は最初の null バイトで切り捨てられなくなりました。

    2604749 (1087235)

  • デバッグ構成用のマネージ プロジェクトのプロジェクト プロパティの [COBOL] ページで、新しい設定 [Define DEBUG constant] を使用できるようになりました。これを選択して、ビルド指令に「constant"DEBUG(1)"」を追加できます。

    2600567 (1086629)

  • IMS ファイルのコンパイルが成功すると、出力ウィンドウに通知が表示されるようになりました。

    2600137 (1086667)

  • COBOL リンク プロパティ ページをリロードした後に [Link with objs] 設定の値が重複する問題が解決されました。

    2595408 (1086091)

  • IntelliSense で 32 文字を超えるデータ名が正しく表示されるようになりました。

    2594901 (1086053)

  • 以前は、署名済みアセンブリを含む COBOL プロジェクトを Visual Studio 2003 形式から Visual Studio 2010 形式にアップグレードすると、署名済みアセンブリ プロパティが失われました。

    2585458 (1085258)

  • 大きなファイルやプロジェクトを扱う際に、テキスト エディターのカーソルのパフォーマンスが向上します。

    2585450 (1085255)

  • プロジェクトでのリンク ファイルの使用が、次のように改善されました。
    • リンク ファイルのみを含むフォルダーは、プロジェクトをリロードしてもプロジェクトから消えなくなりました。
    • プロジェクトをリロードすると、リンク ファイルの場所はプロジェクト構造に保持されます。
    • プロジェクト内のリンク ファイルを移動しても、ディスク上の実際のファイルは移動されず、プロジェクト構造内のリンクのみが移動されます。
    • リンク ファイルを、以前はディスク上の実際のファイルのコピーを作成していた同じプロジェクトにコピーすることはできなくなりました。

    2574102 (1084208)

  • .int または .gnt ファイルにコンパイルされる Net Express プロジェクトを Enterprise Developer for Visual Studio に変換すると、アプリケーション環境変数が正常にインポートされるようになりました。

    2569777 (1083953)

  • COBOL ソース ファイルを含まない Net Express プロジェクトを Visual Studio プロジェクトに変換できるようになりました。

    2568638 (1083900)

  • プロジェクト プロパティからの初期化中に、ネイティブ COBOL ランタイム システムが使用する環境変数を設定できるようになりました。[Application] タブの [Environment] をクリックして設定します。

    2539447 (1081251)

  • Enter キーを押して新しい行を作成すると、スマート編集モードの COBOL エディターでインデントが保持されるようになりました。

    2496411 (1077769)

  • ACB ファイルがプロジェクト ディレクトリにない場合、プロジェクトの DBD ファイルに対して「Edit IMS Database」コマンドが無効になりました。ES_ACBLIB 環境変数を設定することにより、プロジェクト ディレクトリとは別の ACB ファイルの場所を任意で定義できるようになりました。

    2496391 (1077864)

  • COBOL エディターの書き込み領域内で End キーを押すと、12 から 72 桁目にテキストが含まれている場合に、ブランクでない最初の文字にカーソルが置かれるようになりました。行が空白の場合、カーソルは 73 列目に配置されます。

    2496351 (1077767)

  • COBOL エディターで「スマート編集モード」([Tools > Options > Text Editor > Micro Focus COBOL > Margins] を参照) をサポートするようになりました。これはデフォルトで有効になっています。スマート編集モードでは、コード (A/B) 領域で Enter キーを押すと、コメントが次の行に移動し、右側の領域に留まります。

    2496350 (1077768)

  • Mainframe Subsystem Application プロジェクトで「Start Without Debugging」を使用しようとした場合に、適切なエラー メッセージが表示されるようになりました。

    2495298 (1078343)

  • ソリューション フォルダーを使用して、ソリューション内のプロジェクトをグループ化できるようになりました。

    2259310 (1065760)

  • デバッグの開始時にデバッグの対象が存在しない場合、不足しているファイル名を正しく示すエラー メッセージが表示されるようになりました。
  • ネイティブ プロジェクトのプロパティの [Application] タブの [Output name] フィールドで指定した名前に追加した先頭または末尾のスペースが無視されるようになりました。
  • クラス名の変更後に、クラス ビューに以前のバックグラウンド構文チェックからの古い情報が含まれなくなりました。
  • 型を定義するファイルの削除後に、クラス ビューに以前のバックグラウンド構文チェックからの古い情報が含まれなくなりました。
  • クラス ビューからメンバー定義に移動する際の問題が解決されました。
  • クラス ビューからメンバー定義に移動する際の問題が解決されました。
  • [Tools > Options] でダイアログの一部をキャンセルすると、変更が保存されるか、ページが次に読み込まれたときに元に戻らないという問題が解決されました。
  • ローカル マシンの IP アドレスまたは DNS 名を使用する場合、サーバー エクスプローラーからサーバーを起動および停止できるようになりました。
  • リリース構成のプロジェクト プロパティで [Compile for debugging] 設定が有効になっているプロジェクトをデバッグできるようになりました。
  • クラス ビューでプロジェクトを選択すると、バックグラウンドの構文チェックがトリガーされるようになりました (そのプロジェクトに対してまだ実行されていない場合)。
  • .NET Framework バージョン 4.5 がインストールされている場合、Visual Studio 2010 Shell で COBOL Web アプリケーションを作成すると、Signal 114 エラーで失敗して IDE がクラッシュしていましたが、この問題は IDE で解決されました。コマンド ラインから COBOL Web アプリケーションをコンパイルする際の問題を回避するには、コンパイルする前に環境変数 VisualStudioVersion を 10.0 に手動で設定する必要があります。
  • コメントでタブ文字を使用しても、コードの色付けに関する問題は発生しなくなりました。
  • 指令スキャンの進行中に Visual Studio IDE を閉じてもクラッシュしなくなりました。
  • 指令スキャンが無効になっている場合にプロジェクトにファイルを追加すると、完了するまでに時間がかかっていました。
  • (InternalsVisibleToAttribute で識別される) フレンド アセンブリは、構文チェック中に正しく処理されるようになり、フレンド アセンブリ内の型 (ある場合) が正しく検出されるようになりました。
  • プロジェクトにビルド前またはビルド後のイベントが含まれる場合に、プロジェクトまたはソリューションに新しいプラットフォームまたは構成を追加する際の問題が解決されました。
  • 部分クラス内で使用されるコピーブック内で定義が発生した場合に、クラス ビューからメンバー定義に移動する際の問題が解決されました。
  • クラス ビューから項目のソースに移動しようとすると、間違った行に移動する問題が解決されました。
  • 完全に実装されたインターフェイスに Implements スマート タグが存在する問題 (そのインターフェイスのメソッドの一部が明示的に実装された場合、および完全に実装されていない別のインターフェイスに加えて) が修正されました。
  • メンバーのローカル ストレージに 78 レベルの項目がある場合、メソッド シグネチャが正しくレンダリングされない問題が解決されました。

Interface Mapping Toolkit

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  • プログラム ベースのサービス インターフェイスの場合、COBOL ソースのプログラム ID 名が小文字で、引用符で囲まれていない場合、対応するエントリ ポイント名は、サービス インターフェイス操作で使用される際に大文字に変換されます。以前は、小文字のままでした。この変更により、エントリ ポイント名の新しいスペルが原因でプログラムの注釈を更新すると、既存のサービス インターフェイスが無効になります。これを回避するには、注釈を更新する前に、COBOL ソースのプログラム ID 名を引用符で囲む必要があります。

IMS サポート

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  • DBDCPY、MFSCPY、および PSBCPY 環境変数は不要になったため、廃止されました。コピーブックの場所を指定するには、IMSCPY 環境変数を使用します。

JCL サポート

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  • 以前のリリースでは、デフォルトで、データが実際にカタログに書き込まれるまでは、物理ファイルなしでカタログ エントリが作成されていました。現在では、PC ファイルはデフォルトで非 VSAM ファイルに割り当てられます。環境変数 MFALLOC_PCFILE を N に設定すると、以前の動作をエミュレートできます。
  • JCL JOB カードの USER または NOTIFY パラメーターの値が空の場合、JCL の解析時にエラーが発生しなくなりました。

    2646770 (1089380)

  • PASS 処理済みのデータセットのディスポジション処理は、メインフレーム処理と一致するように修正されました。特に、受信したデータセットは、ジョブの別のステップに渡される場合を除き、ステップ終了処理で削除されます。渡されたデータセットのうちジョブの最後に受信されなかったものは、メインフレームの条件に適合する場合、削除される可能性があります。

    2610362 (1087601)

  • JCL DD UNIT=device パラメーターの値は、データセットのシステム カタログ エントリに保存されるようになりました。

    2619050 (1089095)

MF Directory Server

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  • 登録済みの Enterprise Server 定義を XML ファイルにエクスポートするための mfds コマンド ライン オプションで、「*」オプションがサポートされるようになりました。これにより、指定されたサーバーではなく、登録されているすべてのサーバーがエクスポートされます。複数のサーバー定義がターゲット ディレクトリにエクスポートされ、デフォルト名 ALLSERVERS.xml でファイルに保存されるようになりました。インポート オプションで、単一の XML ファイルからの複数のサーバー定義のインポートもサポートされるようになりました。

    2641890 (1088838)

  • mdump は、新しいオプション「-e」をサポートするようになりました。これにより、セキュリティ マネージャー構成の詳細を照会できます。このオプションには次の値を指定できます。「1」:返されたエンタープライズ サーバーに適用されるセキュリティ構成を示します。「2」:MFDS のセキュリティ構成およびデフォルトの Enterprise Server セキュリティ構成を示します。これには、MFDS バージョン 1.15.00 以降が必要です。「3」:設定済みのすべての外部セキュリティ マネージャーのプロパティを返します。

    2487164 (1081693)

MF Server Administrator (GUI)

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  • ユーザーを外部のセキュリティ マネージャーに追加する際に、Enterprise Server Administration の [Add New User] ウィザードの [Advanced Configuration] セクションにパスワードの有効期限を含められるようになりました。フィールド値は、汎用的な時刻形式 (YYYYMMDDHHMMSS.0Z) を使用して指定され、ユーザーのパスワードの有効期限が切れて更新が必要かどうかを計算するために MLDAP ESM が使用できます。この値を指定できるのは、ユーザーを追加する際にこのページを使用する場合のみです。これを編集するには、外部ディレクトリ サービス構成ツールを使用する必要があります。

    2562118 (1083203)

Micro Focus Batch Scheduler Integration

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  • ファイルが 65K 未満の場合、casout は sysout 取得のジョブ ステータスに戻りコードを正しく設定するようになりました。また、MFBSI は、以前は 0 の戻りコードのみを成功と見なしていた JESYSMSG の取得に対して、0、7、または 8 を成功と見なすようになりました。

    2655482 (1090444)

PL/I サポート

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  • Open PL/I アプリケーションをこのリリースで使用するには、それらを再コンパイルおよび再リンクする必要があります。

    2675860 (1092098)

  • リトル エンディアン プラットフォームでコンパイルする際に -cics、-ims、または -mvs オプションを使用すると、エラーが生じる可能性がありました。このリリース以降、-cics、-ims、または -mvs オプションを使用すると、自動的に -bigendian が使用されるため、これらのエラーが発生する可能性がなくなります。以前のリリースでビルドされたアプリケーションを評価して、使用中のデータ ファイルへの影響、または -mvs オプションでコンパイルされたプログラムが、それなしでコンパイルされたサブプログラムにデータを渡す場所を判断します。-cics、-ims、または -mvs オプションの後に -native オプションを追加すると、-bigendian オプションを抑制できます。
  • CodeWatch が、起動時に誤ったディレクトリを使用しようとするエラーが解決されました。また、CodeWatch は、他のデバッガーが指定されていない場合のデフォルトのデバッガーになり、-optexec plitest を使用する場合に使用できる唯一のデバッガーになりました。

    2655906 (1090193)

  • X、NX、Z、A、および E 定数 nas の評価のサポートが CodeWatch に追加されました。
  • PICTURE 割り当て内の切り捨てまたは末尾のゼロに関する問題が修正されました。修正はコンパイラとランタイムの両方の変更に依存するため、すべてのソース コードの完全なリビルド (再コンパイルおよび再リンク) を実行して適用する必要があります。

    2662261 (1090768)

  • 以前は、PLIDUMP を取得する際に、PLIDUMP に必要な .PDB ファイルが .DLL および .STB ファイルと同じディレクトリになく、それらが最初の CAS_BATCH_PATH サブディレクトリにない場合、PLIDUMP は正常に生成されず、 S0C4 異常終了が発生する場合がありました。

    2615412 (1090483)

  • 同じソース ルーチン内で同じ PL/I マクロを含むコードを複数回デバッグする場合に、-nodebuginfo および -pp オプションが指定されていなくても、Open PL/I デバッガーはファイルの場所を見失ったり、不安定に動作したりすることがなくなりました。

    2612530 (1087809)

要求ハンドラー

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  • BIS が C:\ProgramData\AcuCorp\BIS\LogFiles というディレクトリにログ ファイルを作成する問題が修正されました。BIS は、指定されない限りログ ファイルを作成しなくなり、BIS ロギング サービスはデフォルトで無効になりました。これを有効にするには、次のグローバル環境変数を使用する必要があります。BIS_LOG=[ OFF | ON | <directory> ] 値の詳細は以下のとおりです。
    • OFF - ロギングを無効にします (BIS_LOG が指定されていない場合、または空白のままの場合と同じです)
    • ON - ロギングを有効にし、ログ ファイルをデフォルトの場所に配置します。デフォルトの場所は読み取り専用にしないでください。
    • <directory> - ロギングを有効にし、ログ ファイルを指定したディレクトリに配置します。BIS 要求ハンドラーがこのディレクトリへの書き込み権限を保持していることを確認してください。ディレクトリは、絶対パスまたはネットワーク パスである必要があります。指定したディレクトリが存在しない場合、BIS によってディレクトリが作成されます。包含元のディレクトリが存在する必要があります。

    BIS_LOG 変数は、BIS アプリケーション プールを開始またはリサイクルする際にのみ検査されます。BIS_LOG を設定または変更した後、変数を有効にするには IIS を再起動する必要があります。

サンプル ブラウザー

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  • Visual Studio 2010 と Visual Studio 2012 の両方にこの製品のバージョンをインストールした場合、サンプル ブラウザーには、どちらかでサンプルを開くためのリンクが表示されるようになりました。

リリース 2.1 Update 1 での動作の変更

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本セクションでは、動作または使用法の重要な変更について説明します。これらの変更は、既存のアプリケーションの動作や、ツールの使用方法に影響を与える可能性があります。

各問題の後に続く番号は、サポート インシデント番号と、その後に続く、報告された問題インシデント (Reported Problem Incident;RPI) 番号 (かっこ内) です。

マニュアル

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  • Vision および RM/COBOL データ ファイルへのアクセス時に機能が失われないようにするには、適切な IDXFORMAT コンパイラ指令設定またはファイル処理オプションを使用し、CALLFH (ACUFH) コンパイラ指令は使用しないでください。詳細については、「Vision ファイルへのアクセスの構成」および「Configuring Access to RM/COBOL Data Files」を参照してください。

Enterprise Server

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  • HSF の強化点は次のとおりです。
    • JCL ファイルの新しいレコード タイプ (JCLF)。
    • JCL JOBSTART レコードにジョブ クラスが追加されました。
    • JCL STEP レコードに条件コードが追加されました。
    • CICS レコードごとに最大 5 つの一時データ キューの統計が追加されました (既存の TSQ 統計と同じ)。HSF ファイルは、次のヘッダーで作成されるようになりました。#HSFVer=02 Type,PID,Task,Date,Time,Tran/Job,User/DDName/CC,LU/Step,Prog/DSName,Latent/ReadCount,Resp/WriteCount,API/RewriteCount,SQL/DeleteCount,IMS,DSType,DSAccessType,File1,Count1,Time1,File2,Count2,Time2,File3,Count3,Time3,File4,Count4,Time4,File5,Count5,Time5,TS1,Count1,Time1,TS2,Count2,Time2,TS3,Count3,Time3,TS4,Count4,Time4,TS5,Count5,Time5,TD1,Count1,Time1,TD2,Count2,Time2,TD3,Count3,Time3,TD4,Count4,Time4,TD5,Count5,Time5

    2552658 (1082755)

IDE

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  • マネージ COBOL プロジェクトに参照パスを追加する際にクラッシュすることがなくなりました。

    2604844 (1087055)

  • ネイティブ コードをデバッグし、null バイトを含むデータ項目を照会すると、監視ウィンドウに表示される値は最初の null バイトで切り捨てられなくなりました。

    2604749 (1087235)

  • ファイル名が拡張子付きで指定されていて、引用符で囲まれていない場合に、COBOL エディターのコンテキスト メニューからコピーブックを開けない問題が解決されました。

    2604709 (1087031)

  • COBOL リンク プロパティ ページをリロードした後に [Link with objs] 設定の値が重複する問題が解決されました。

    2595408 (1086091)

  • 以前は、署名済みアセンブリを含む COBOL プロジェクトを Visual Studio 2003 形式から Visual COBOL 2010 形式にアップグレードすると、署名済みアセンブリ プロパティが失われました。

    2585458 (1085258)

  • 大きなファイルやプロジェクトを扱う際に、テキスト エディターのカーソルのパフォーマンスが向上します。

    2585450 (1085255)

  • エラー リスト ウィンドウに「不正なコマンド ライン」エラーの詳細が表示されるようになりました (無効な SQL 指令を設定した結果として)。

    2585426 (1085251)

  • 指令スキャンが無効になっている場合にプロジェクトにファイルを追加すると、完了するまでに時間がかかっていました。

    (593378)

JCL サポート

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  • 入力ファイルが省略可能ではなくなったため、物理ファイルを作成せずにファイルをカタログするとエラーが発生する可能性があります。入力ファイルが省略されていることにより JES ジョブ ステップが実行されないことを避けるために、次の環境変数のいずれかまたは両方を使用できます。1) MFALLOC_PCFILE=Y。DSORG=PS が DCB パラメーターで設定されている場合に、カタログ ファイルを作成します。2) MFJ_INPUTDS_ERROR=N。IEBDG、IEBGENER、および IEBCOMPR ユーティリティにより、省略されている入力ファイルを、存在しているが空のファイルとみなして処理します。

    (594968)

OpenESQL

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  • シングルトン SELECT 文に対して複数の行が返された場合に、SQLWARN4 フラグが設定されていませんでしたが、シングルトン SELECT 文が複数の行を返す場合に、OpenESQL ランタイムは SQLWARN フラグを正しく設定するようになりました。

    2593798 (1085945)

PL/I サポート

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  • Open PL/I コンパイルの一部としてマクロ プリプロセッサを実行する際に %INCLUDE ファイルがない場合に、MSBuild 情報の最小レベルが有効になっている場合でも、Visual Studio の [出力] タブに表示される SEVERE エラーとしてフラグを立てるようになりました。マクロ フェーズの終了後、操作を続行する前に状況を修正できます。

    2577072 (1084419)

リリース 2.1 での動作の変更

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本セクションでは、動作または使用法の重要な変更について説明します。これらの変更は、既存のアプリケーションの動作や、ツールの使用方法に影響を与える可能性があります。

各問題の後に続く番号は、サポート インシデント番号と、その後に続く、報告された問題インシデント (Reported Problem Incident;RPI) 番号 (かっこ内) です。

CICS サポート

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  • 外部セキュリティが構成されており (MLDAP)、デフォルトの ESMAC ユーザーがログインを許可されていない場合、リージョンは起動しません。

    2550800 (1082337)

コンパイラ

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  • Windows アプリケーション (ilsubsystem"2") で拡張 ACCEPT または DISPLAY 文を使用すると、エラー「COBCH1634:拡張 ACCEPT/DISPLAY は Windows GUI 実行可能ファイル (ILSUBSYSTEM"2") では使用できない」が生成されるようになりました。構文を削除するか、アプリケーションの出力タイプを「Console Application」に変更します。

    2575702 (1084365)

IDE

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  • PL/I プロジェクトでは使用できない [Add New Items] ダイアログ ボックスの項目テンプレートの問題が解決されました。

    2581187 (1084876)

  • 複数の出力ファイルにコンパイルされるプロジェクトのビルド概要レポートを入手できるようになりました。

    2578006 (1084506)

  • 以前は、ビルド エラーの発生時に、プロジェクト プロパティの変更またはファイルの追加後に、Visual Studio は常にプロジェクト全体をリビルドしていました。この仕様が変更され、以降のビルドでは Visual Studio が古いファイルのみをリビルドするようになりました。

    2576400 (1084393)

  • プロジェクト プロパティの [COBOL] タブに [Generate listing option] という新しい設定が追加されました。これにより、プロジェクト ディレクトリのリスト サブフォルダに .lst ファイルが生成されます。[Generate directives file] 設定により、プロジェクト出力ディレクトリに指令ファイルが生成されるようになりました。

    2494484 (1077662)

  • コマンド ライン引数は、Visual Studio IDEの [Start without Debugging] オプションを使用して起動すると、プログラムに渡されるようになりました。
  • 以前は、CBL_DEUGBREAK を使用してデバッグを開始し、エディターで COBOL ソース ファイルが開いていた場合、デバッグを停止するとその辞書ファイル (.idy) がリリースされませんでした。このため、後続のビルドとリビルドが失敗していました。この問題は解決されました。
  • Visual Studio のネイティブ COBOL プロジェクトが強化され、プロジェクトを複数の実行可能ファイル (プロジェクト内の各 COBOL プログラムが個別の実行可能ファイルを生成する) にビルドできるようになりました。
  • .xaml 分離コード ファイルに含まれるクラスにメソッドが含まれていない場合、COBOL WPF プロジェクトのオブジェクトにイベント ハンドラーを追加する際にエラー メッセージが表示されなくなりました。
  • IDE は、以前は説明なしでビルドが失敗する原因となったコンパイラからの特定のランタイム システム エラーを無視しなくなりました。
  • IDE での拡張子のない COBOL ファイルのコンパイルが失敗しなくなりました。
  • UI を使用して COBOL スイッチまたは環境変数を COBOL Web アプリケーションに追加 (ソリューション エクスプローラーで構成ファイルを右クリックして [Edit] を選択) した場合に、アプリケーションの実行時に構成エラーが発生しなくなりました。

    2558133 (1082871)

ランタイム システム

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  • Linux のターミナル エミュレーター内でフルスクリーン アプリケーションを実行する場合、ターミナルの実際のサイズは起動時に読み取られ、ターミナルのサイズが変更されると再読み取りされます。この動作は、AIX、HP/UX、および Solaris でもサポートされています。Micro Focus vt220 terminfo エントリは、24 行表示を正しく記述するようになりました。vt220-25 terminfo エントリは、以前の動作との互換性を確保するために含まれています。

    2579335 (1084817)

Vision ファイル システム

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  • COBFSTATCONV=rmstat を設定して、RM/COBOL ファイル状態コードを返すようにアプリケーションを構成すると、ANSI'85 コードが返されます。

    2553438 (1082469)

リリース 2.0 での動作の変更

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本セクションでは、動作または使用法の重要な変更について説明します。これらの変更は、既存のアプリケーションの動作や、ツールの使用方法に影響を与える可能性があります。

各問題の後に続く番号は、サポート インシデント番号と、その後に続く、報告された問題インシデント (Reported Problem Incident;RPI) 番号 (かっこ内) です。

コンパイラ

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  • PIC X やグループ項目などの COBOL データを含むクラスをシリアル化しようとすると、シリアル化例外が発生する場合がありました。

    2555177 (1082730)

  • ロードに失敗した従属アセンブリ (他のアセンブリで必要となるもの) により、COBCH1581 警告「従属するアセンブリ AssemblyName をロードできない」が発行されるようになりました。以前は、COBCH0942 エラーが生成されていました。アセンブリが COBCH0942 エラーと COBCH1581 エラーの両方を生成した場合、エラー レポートには COBCH0942 エラーのみがリストされます。

    2507380 (1078845)

  • $set コマンドで使用される場合の ILUSING コンパイラ指令の範囲が変更されました。指令のスコープはグローバルではなく、設定されているソース ファイルのみに制限されるようになりました。この新しい動作により、ソース ファイルがコンパイルされなくなる可能性があります。これを解決するには、必要な ILUSING 文を必要な個々のソース ファイルに追加するか、コマンドラインで ILUSING 指令を追加します。または、IDE を使用して、[Namespaces] タブを使用することにより、必要な動作を実現します。

DB2 LUW 用 HCO

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  • DB2 ECM は、64 ビット モードでメインフレーム データベースに対してコンパイルする際に返されるランタイム エラーを解決できるように更新されました。

    2549058 (1082441)

ファイル処理

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  • DISP=SHR としてカタログ化されたファイルを読み取る際に、ファイル ハンドラーはパフォーマンスを向上させるために読み取りをバッファリングするようになりました。

    2518330 (1079491)

  • SORT の SECTIONS セクションで SKIP=nL を使用すると、次の動作が発生するようになりました。1) メインフレームのソートでは、(n/3 を切り上げた) 空白行 (n>0 の場合) はスキップされ、適切なキャリッジ制御文字が各空白行の列 1 に配置されます。2) 順編成ファイル編成の場合、同じ動作が発生しますが、キャリッジ制御文字は出力されません。3) 行順編成ファイルの場合、n 行の空白行がスキップされます。

    2525670 (1080092)

IDE

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  • [File > New > Solution From Net Express Project] を使用して、英語または日本語以外の言語ロケールのマシンで Net Express プロジェクトを Visual COBOL ソリューションに変換すると、空のソリューションが作成されました。

    2548551 (1082073)

  • 新しい WPF アプリケーションのプロジェクト プロパティの [COBOL] タブに設定が表示されない場合がありました。

    2535705 (1080950)

  • IDE の一部のメニューおよびダイアログでは、コピーブックがコピー ファイルと呼ばれていました。これらはコピーブックという名称で統一されました。
  • プロジェクトのプロパティが強化されました。SQL 指令が [COBOL] ページの [Build Settings] に表示されなくなりました。この指令は、以前は旧式のものとして表示されることがありました。SQL 指令は SQL ページにのみ表示されるようになりました。
  • フォーム buffer(1:size) の項目への監視を追加する際に、「size」が初期化されていないと、IDE がハングしていました。
  • マネージ プロジェクトの Windows フォームの ActiveX コンポーネントにより、実行時にプログラムがクラッシュする場合がありました。以前は、この問題を回避するために、プロジェクトの ActiveX 参照を確認し、CopyLocal 参照プロパティを True に設定する必要がありました。これは、参照が追加された際に自動的に実行されるようになりました。

    2536071 (1080978)

  • 既存の Windows フォームをリンク ファイルとして別のプロジェクトに追加すると、正しく機能しませんでした。プロジェクトを再度開くと、プロジェクト内のすべての Windows フォームからデザイナーと resx ファイルが失われていました。

    2524313 (1079984)

OpenESQL

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  • OpenESQL は、ADO.NET ランタイム システム内でデータ変換例外が発生した場合に、必ずしも常に一貫したエラー メッセージを返さないか、誤ったエラー メッセージを返していました。

ランタイム システム

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  • Windows 7 では、64 ビットのネイティブ COBOL アプリケーションをビルドすると、常にプロジェクト全体がリビルドされます。これは、Microsoft ProjectTracker ツールが原因です。このツールは COBOL プロジェクトが依存関係を追跡するために使用しますが、Windows 7 のセキュリティ更新のために機能していません。この製品には、この問題を回避するための修正が含まれています。