OpenESQL プリプロセッサ オプション

OpenESQL プリプロセッサは、ネイティブ コード向けの ODBC と .NET 用の ADO マネージ コードという 2 つのプリプロセッサ オプションを提供します。

ODBC
OpenESQL を ODBC オプション付きで使用して、ネイティブ アプリケーションをコンパイルします。このオプションは次のとおりです。
  • SQL(DBMAN=ODBC) コンパイラ指令を使用して呼び出されます。
  • 任意の ODBC ドライバーとデータ プロバイダーを使用します。
  • 1 つ以上の ODBC データ ソースに接続します。
  • OpenESQL ODBC Runtime と通信するアプリケーションをコンパイルします。
  • 異なるデータベース システム間で最大限の相互運用性を実現します。
  • 悲観的並行性制御 (ロック) を包括的に提供します。
  • 切断されたデータセットやオフラインのデータセットはサポートしません。
ADO
OpenESQL を ADO オプション付きで使用して、.NET マネージ アプリケーションをコンパイルします。このオプションは次のとおりです。
  • SQL(DBMAN=ADO) コンパイラ指令を使用して呼び出されます。
  • ADO.NET データ プロバイダーを使用します。
  • 1 つの ADO.NET データ ソースに接続します。
  • OpenESQL .NET Managed Runtime と通信するアプリケーションをコンパイルします。
  • EXEC SQL 文が ADO.NET データ プロバイダーと指定したデータ ソース名と通信できるようになります。
  • EXEC ADO 文を使用して ADO.NET オブジェクトを作成および操作できるようにサポートします。
  • 分散システムでのデータ処理構成要素のスケーラビリティを最大化します。
  • 楽観的並行性制御 (非ロック) を積極的に採用します。
  • 切断されたデータセットおよびオフライン データセットを完全にサポートします。
  • PREPARE、EXECUTE、および EXECUTE IMMEDIATE 文と、準備文を使用するカーソルを使用して、動的 SQL をサポートします (ただし、EXECUTE および OPEN 文のホスト変数リストでのみ)。