CICS サービスの実行をトレースするには

  1. Enterprise Server で、サービスを実行するエンタープライズ サーバー リージョンの TN3270 リスナーを有効にしていることを確認します。
  2. Enterprise Developer のソリューション エクスプローラーで、サービス インターフェイスを右クリックし、コンテキスト メニューから [Properties] を選択します。
  3. [Properties] ページの [CICS/IMS] で、[Generated trace level]、[Runtime trace level]、および [Trace queue name] の各プロパティを設定します。各オプションの詳細については、「CICS サービス実行のトレース」を参照してください。
    注: [Trace queue name] フィールドを空白のままにした場合、トレース情報はデフォルトのトレース一時記憶域 (TS) キューである CEBRMQMW に送信されます。ここで名前を入力することで、独自のトレース TS キューを指定できます。
  4. サービス インターフェイスをディプロイします。
  5. 必要な場合は、クライアントを生成します。
  6. サービスを実行します。
  7. 1 つ以上のトランザクションを実行してから終了します。
  8. TN3270 エミュレーターを起動します。
  9. TN3270 エミュレーターの初期パネルで、次のいずれかを入力します。
    MERQ queuename
    すべての CICS 画面サービスと、EBCDIC アプリケーション用の CICS COMMAREA サービスの場合。
    MARQ queuename
    ASCII アプリケーション用の CICS COMMAREA サービスの場合。

    queuename は、[Properties] ウィンドウで指定したトレース キュー名、またはデフォルト名の CEBRMQMW です。

    これにより、トレース ビューアーが開始されます。

  10. 次の中から 1 つ以上の操作を実行します。
    • 特定のレコードの詳細を表示するために、そのレコードのサマリー行の先頭にカーソルを置いて Enter を押します。
    • サマリー ページに戻るために、F3 または Enter を押します。
  11. トレース ビューアーを終了するには、F3 を押します。
注: トレース ビューアー内の移動に使用できるその他のキーを次に示します。
F2 表示を切り替えて、ASCII 文字、EBCDIC 文字、またはその両方を表示します。
F4 トレース キューをパージします。
F7 パネルをスクロールして半ページ戻ります。
F8 パネルをスクロールして半ページ進みます。
F9 パネルをスクロールして 1 ページ戻ります。
F10 パネルをスクロールして 1 ページ進みます。
F11 一番上に戻ります。
F12 一番下に進みます。