DYNAMICRULES

パッケージの動的 SQL が実行されたときに、どの権限識別子 (許可 ID) を使用するかを指定します。

構文:

DYNAMICRULES={BIND | RUN | DEFINE | DEFINEBIND | DEFINERUN |
               INVOKE | INVOKEBIND | INVOKERUN}
NODYNAMICRULES

パラメーター：

BIND	動的 SQL の実行に使用される権限識別子 (許可 ID) はパッケージの所有者であることを示します。
RUN	動的 SQL の実行に使用される権限識別子 (許可 ID) はパッケージ実行者の authid であることを示します。
DEFINE	動的 SQL の実行に使用される権限識別子 (許可 ID) は UDF またはストアドプロシージャの定義者であることを示します。このオプションは DB2 ではサポートされていません。
DEFINEBIND	パッケージがルーチンコンテキスト内で使用されている場合、ルーチンの実行者の権限識別子 (許可 ID) が、権限チェック(authorization checking)、およびルーチンの動的 SQL 文内の未修飾のオブジェクト参照の暗黙の修飾に使用されます。パッケージがスタンドアローンのアプリケーションとして使用されている場合、動的 SQL 文は、そのパッケージが DYNAMICRULES BIND でビルドされたように処理されます。
DEFINERUN	パッケージがルーチンコンテキスト内で使用されている場合、ルーチンの実行者の権限識別子 (許可 ID) が、権限チェック(authorization checking)、およびルーチンの動的 SQL 文内の未修飾のオブジェクト参照の暗黙の修飾に使用されます。パッケージがスタンドアロンのアプリケーションとして使用されている場合、動的 SQL 文は、そのパッケージが DYNAMICRULES RUN でバインドされたように処理されます。
INVOKE	動的 SQL の実行に使用される権限識別子 (許可 ID) は UDF またはストアドプロシージャの実行者であることを示します。このオプションは DB2 ではサポートされていません。
INVOKEBIND	パッケージがルーチンコンテキスト内で使用されている場合、ルーチンが呼び出されたときに有効なカレント文 (current statement)の権限識別子が、動的 SQL 文の権限チェック(authorization checking)、およびそのルーチン内の動的 SQL 文内の未修飾のオブジェクト参照の暗黙の修飾に使用されます。パッケージがスタンドアロンのアプリケーションとして使用されている場合、動的 SQL 文は、そのパッケージが DYNAMICRULES BIND でバインドされたように処理されます。
INVOKERUN	パッケージがルーチンコンテキスト内で使用されている場合、そのルーチンが呼び出されたときに有効なカレント文 (current statement)の権限識別子が、動的 SQL 文の権限チェック(authorization checking)、およびそのルーチン内の動的 SQL 文内の未修飾のオブジェクト参照の暗黙の修飾に使用されます。パッケージがスタンドアロンのアプリケーションとして使用されている場合、動的 SQL 文は、そのパッケージが DYNAMICRULES RUN でバインドされたように処理されます。

プロパティ:

省略値:	NODYNAMICRULES