この COBOL プログラムは、COBOL データ項目から XML ドキュメントを生成する方法、およびその後で XML ドキュメントの構文および内容を検証する方法を示します。
このプログラムでは、まず、COBOL データ項目の内容から XML ドキュメント ファイルを書き出します (つまりエクスポートします)。その後、生成されたドキュメントが適切な形式であることを検証します。最後に、ドキュメントの内容がスキーマ ファイルに準拠していることを検証します。
注: UNIX システムでは、基礎となる XML パーサー (libxml) でスキーマの検証がサポートされていません。
この例では、次の XML 文を使用します。
- XML INITIALIZE。XML 拡張とのセッションを初期化するか開きます。
- XML EXPORT FILE。COBOL データ項目の内容から XML ドキュメントを (ファイルとして) 作成します。
- XML TEST WELLFORMED-FILE。XML ドキュメントが XML 構文規則に準拠していることを検証します。
- XML VALIDATE FILE。XML ドキュメントの内容が XML スキーマ ファイルで指定されている規則に準拠していることを検証します。
- XML TERMINATE。XML 拡張とのセッションを終了するか閉じます。