指定した検索条件に基づいてテーブルまたはビューを更新します。
構文:
>>--EXEC SQL--.-------------------.---------------------->
+-FOR :host_integer-+
>-----.-------------.------UPDATE------.-table_name-.---->
+-AT db_name--+ +-view_name--+
+------ ,-------+
V |
>---SET--column_expression--.-------------------------.-->
+-WHERE search_conditions-+
>----END-EXEC---><
パラメーター:
:host_integer |
処理されるホスト配列要素の最大数を指定するホスト変数。PIC S9(4) COMP-5 または PIC S9(9) COMP-5 として宣言する必要があります。 |
AT db_name |
DECLARE DATABASE を使用して宣言されたデータベースの名前。この句は省略可能です。省略すると、現在の接続で更新を実行します。この句を指定して、指定された接続が現在の接続と異なる場合は、DECLARE CURSOR 文に関連付けられた接続で更新が実行されます。 |
table_name |
更新するテーブル。 |
view_name |
更新するビュー。 |
column_expression |
特定の列名の値。この値には式または NULL 値が使用できます。 |
search_conditions |
標準の SQL WHERE 句の後に続けられる任意の有効な式。 |
例:
EXEC SQL
UPDATE staff
SET first_name = 'Jonathan'
WHERE staff_id = 1
END-EXEC
MOVE 'Phil' TO NewName
MOVE 1 TO targetID
EXEC SQL
UPDATE staff
SET first_name = :NewName
WHERE staff_id = :targetID
END-EXEC
説明:
UPDATE は、ODBC ドライバーに直接渡される標準 SQL 文です。構文の詳細については、使用している ODBC ドライバーに付属のドキュメントを参照してください。
WHERE 句を指定しない場合は、指定したテーブル内のすべての行が更新されます。
WHERE 句または SET 句で使用するホスト変数のいずれかが配列である場合は、ホスト変数をすべて配列にする必要があります。
実行後は、処理された要素の数が SQLERRD(3) に含まれます。UPDATE の場合、これは更新された行の合計数です。