EXIT 文は、文内 PERFORM、段落、または節の出口としても機能する。
EXIT PROGRAM 文は、呼び出される側のプログラムの論理的終了を示す。
任意の言語で書かれた活性化する側の実行時要素に、値を返すこともできる。
EXIT METHOD 文は、起動されたメソッドの論理的終了を示す。
EXIT FUNCTION 文は、関数の実行の論理的終了を示す。
この規則は必須ではない。
この規則は必須ではない。
この規則は必須ではない。
この規則は必須ではない。
GIVING を指定せず、呼び出し規則で RETURN-CODE 特殊レジスタ (「特殊名段落」トピックの CALL-CONVENTION 句の規則を参照) を更新するように指定した場合、オブジェクト プログラムの動作は次のようになる。つまり、システム領域が COBOL の数値データ項目であり、それに USAGE COPM-5 を指定して、サイズを COBOL システム外の操作環境が決定するものとして宣言されている状態で、RETURN-CODE を送信側項目とし、システム領域を受信側項目として MOVE 文を実行した場合と同様に動作する。RETURN-CODE の詳細については、「COBOL 言語の概念」の章の「特殊レジスタ」トピックを参照。
GIVING ADDRESS OF を指定した場合、オブジェクト プログラムの動作は次のようになる。つまり、システム領域が USAGE POINTER を指定した COBOL データ項目として宣言され、「TO ADDRESS OF identifier-2」を最初の作用対象とし、システム領域を 2 番目の作用対象として SET 文を実行した場合と同様に動作する。ADDRESS OF 指定は、システム領域よりも大きな値を間接的に渡すために使用できる。
「GIVING identifier-1」を指定した場合、identifier-1 にはシステム領域に返却値を保持するために必要な文字位置と同数の文字位置を記述し、その型および用途は呼び出す側の実行時要素が予期するものとする。オブジェクト プログラムの動作は、identifier-1 を送信側項目とし、システム領域を受信側項目として、MOVE 文を実行した場合と同様である。
「GIVING integer-1」を指定した場合、integer-1 の値はシステム領域に保持できる値以下とする。オブジェクト プログラムの動作は次のようになる。つまり、システム領域が COBOL の数値データ項目であり、それに USAGE COPM-5 を指定して、サイズを COBOL システム外の操作環境が決定するものとして宣言されている状態で、integer-1 を送信側項目とし、システム領域を受信側項目として MOVE 文を実行した場合と同様に動作する。
手続き型 COBOL コードをマネージ COBOL に翻訳する際に、手続き部の見出しに RETURNING 指定がない場合、コンパイラは RTNCODE-SIZE 指令の設定に応じて 32 または 64 ビットの整数を返すメソッドを生成する。EXIT PROGRAM RETURNING identifier-1 形式の文は、呼び出す側のプログラムに値を返す前に、identier-1 を MOVE 文の規則に従って正しい整数型に変換しようと試みる。