存在しないファイルの EXTEND を開く

Enterprise Developer では、RM コンパイラ指令を設定すると NOOPTIONAL-FILE コンパイラ指令が設定されるため、I-O (入出力両用) または EXTEND (拡張用) で存在しないファイルを開こうとすると、ランタイム システムはエラー メッセージを表示します。I-O については、RM/COBOL でも同じ結果になります。ただし、EXTEND については、RM/COBOL では OUTPUT を指定した場合と同様に、ファイルが作成されて開かれます。

次のオプションが使用できます。

  • SELECT 文にキーワード OPTIONAL を追加する。これにより、Enterprise Developer で OUTPUT 用にファイルが作成されて開かれます。
  • プログラムの実行前に空のファイルを作成する。
  • OPTIONAL-FILE コンパイラ指令を指定する。これにより、Enterprise Developer で OUTPUT 用にファイルが作成されて開かれます。ただし、I-O 用に開かれたファイルに関する動作が RM/COBOL とは異なるようになります。