WRITE 操作後の順編成 READ 操作

ANSI 準拠の操作モードを使用しているトランザクションにない入出力操作で開いた共有ファイルは、実際には 2 回開かれます。最初にファイルが開くのは、ファイルからレコードを読み取る時点です。次にファイルが開くのは、ファイルにレコードを書き込む時点です。このため、読み取り位置が通常の WRITE 操作の影響を受けることはありません。ただし、WRITELOCK 指令を使用する場合は、挿入したレコードはロックされた状態で読み戻す必要があるため、ファイル内の CRP が変更されます。

WRITE 操作後に Btrieve ファイル位置指示子の位置を再指定する際には、WRITELOCK 指令を使用してファイルが共有されている場合にのみ失敗します。WRITE 操作後に位置再指定が失敗すると、順編成 READ の実行時にエラーが返されます。