データファイル エディタの構成

データファイル エディタの構成は、[Data Tools Options] ダイアログ ボックスの [Data File Editor] タブで行います。

警告プロンプト

デフォルトでは、データファイル エディタは次の操作を行うたびに確認メッセージを表示します。

  • レコードを編集する
  • レコードを削除する
  • 索引ファイルを開く
  • 相対ファイルを開く
  • 順編成ファイル内のデータを編集する

これらのプロンプトをオフにするには、[Update warning] および [Delete warning] をオフにします。編集セッション中に行った変更は、次にデータ ファイルを開く際に有効になります。[Do not show this message again] チェック ボックスをオンにすると、現在のセッションでプロンプトが再び表示されないようにすることもできます。

データ ファイルのバックアップ

[Back up file before editing] チェック ボックスにより、開いている各データ ファイルのバックアップをデータファイル エディタが作成するかどうかを制御できます。デフォルトでは、エディタはバックアップを自動的に作成します。バックアップを使用することで、編集を行う前の状態にファイルを復元できます。

バックアップ ファイルは、データ ファイルと同じフォルダーに保存されます。データ ファイルは、filename.dbk にコピーされます。データ ファイルが、別の索引を使用した索引ファイルである場合、索引は filename.ibk にコピーされます。

制約事項: Vision ファイルを開くと、バックアップは実行されません (IDXFORMAT 17)。

読み取り専用で開く

[Open read only] チェック ボックスにより、データ ファイルを読み取り専用モードまたは編集モードのどちらで開くかを制御できます。デフォルトでは、このオプションはオフになっています。つまり、ファイル内のデータを編集できます。オンにすると、他のプロセスがファイルを読み取ることができますが、その内容は変更できません。

注: [Open read only] の設定にかかわらず、Windows の読み取り専用属性を持つファイルを編集することはできません。

入力モード

[Always overtype in unformatted view] チェック ボックスにより、データファイル エディタ ウィンドウの左ペインで挿入モードまたは上書きモードを使用するかどうかを制御できます。デフォルトは上書きモードです。これにより、データ フィールドを移動する可能性が低下します。Insert キーを押すと、編集セッション中にこれをオフにできます。この場合、切り替えの確認プロンプトが表示されます。

この設定による右ペインへの影響はありません。右ペインでは常に、数値フィールドは上書きモードで、英数字フィールドは挿入モードで編集します。