破損した索引ファイルのリビルド

索引をリビルドするためのコマンド ラインの形式は次のとおりです。

rebuild in-file[,out-file]
[-c] [-d] [-e] [-i] [-k] [-n] [-p] [-s] [-v]

out-file パラメーターは指定を省略できますが、指定することをお奨めします。指定せずにリビルド操作が失敗した場合、元のファイルが失われるからです。

索引ファイルの破損理由はいくつかあります。次に例を示します。

COBOL プログラムが破損した索引ファイルを開こうとすると、ランタイム システムがファイルの破損を検出し、拡張ファイル状態コードを返します。

REBUILD を使用すると、破損したファイルを自動的にリビルドすることができます。

次の例では、リビルドは .idx ファイルを読み込んでキー情報を取得し、データ ファイル infile.dat を読み込んで新しい索引ファイルを作成します。

rebuild infile.dat

データが破損していることが確認された場合、リビルド プロセスは中止されます。

次の例では、リビルドは入力ファイルを読み込んでキー情報を取得し、物理的な順序でデータを処理し不正な重複レコードを飛ばして、新しい索引ファイルを作成します。

rebuild infile.dat, outfile.dat -d -e

索引ファイルがない場合には、-k オプションを使用してキー構造体に関する情報を指定する必要があります。