fs /d dbase.ref /f \accounts\nomlgr.dat /k d001i7

この例では、ディレクトリ accounts のデータ ファイル nomlgr.dat が Fileshare サーバーで作成されている場合には、データ圧縮とキー圧縮が実行されます。d001 オプションを指定すると、使用するデータ圧縮ルーチンは、DATACOMPRESS"1" コンパイラ指令でプログラムをコンパイルした場合と同じ処理を行います。i7 オプションを指定すると、使用するキー圧縮は、KEYCOMPRESS"7" コンパイラ指令でプログラムをコンパイルした場合と同じ処理を行います。これは、プログラムで指定されたすべてのデータ圧縮またはキー圧縮を無効にします。

fs /d dbase.ref /f \accounts\salesday.dat /o tl

この例では、ディレクトリ accounts のデータ ファイル salesday.dat に対してプログラムで指定されているトランザクション処理をすべて無視するように指定します。また、このファイルに対するログ処理も解除されます。

fs /d dbase.ref /f \ref\clients.dat /af \oldref\oldclnts.dat /o s

この例では、ref のデータ ファイル clients.dat に対するすべての入出力要求が、ディレクトリ oldref のデータ ファイル oldclnts.dat にリダイレクトされるように指定します。さらに、このファイルに対するデータベース シーケンス番号が解除されます。

fs /d dbase.ref /f \accounts\saleslgr.dat

この例では、ディレクトリ accounts のデータ ファイル saleslgr.dat のログ処理とデータベース連続番号を使用可能にします。デフォルトでは、ログ処理とデータベース シーケンス番号は、データベース参照ファイルにリストされているすべてのデータ ファイルに対して有効化されています。

fs /d dbase.ref /f \orders\week10.dat

この例では、ディレクトリ orders のデータ ファイル week10.dat に対して、ログ処理とデータベース連続番号を使用可能にします。デフォルトでは、ログ処理とデータベース シーケンス番号は、データベース参照ファイルにリストされているすべてのデータ ファイルに対して有効化されています。