BIS を使用する COBOL プログラム

この COBOL システムの Xcentrisity Business Information Server (BIS) とともに使用されるプログラムは、STOP RUN 文ではなく GOBACK 文で終了する必要があります。また、BIS トレース ログのメッセージを生成するには、DISPLAY 文ではなく B$Trace ライブラリ プログラムを呼び出す必要があります。

BIS とともに使用されるプログラムでは STOP RUN 文は使用できません。STOP RUN 文を使用すると、MF ランタイムが途中で終了し、それ以降の Web サービス要求を BIS で処理できなくなるためです。

RM/COBOL では、BIS とともに使用されるプログラムは、DISPLAY 文の出力を取得して BIS トレース ログに記録します。この COBOL システムでメッセージを BIS トレース ログに記録するには、B$Trace ライブラリ ルーチンを使用します。

解決方法:

BIS とともに使用されるプログラムで MF ランタイムが途中で終了しないようにするには、それらのプログラムで GOBACK 文を使用します。

メッセージを BIS トレース ログに記録するには、表意定数ではなく、DISPLAY 文の場合と同じ識別子またはリテラルを使用して B$Trace ライブラリ プログラムを呼び出します。
注: 数値データ項目は任意のデータ型にすることができ、B$Trace によって数値文字列に変換されます。
call "B$Trace" using "Log message: " MyMessage " " MyStatus.