COBOL アプリケーションのデバッグ構成を使用して、リモート UNIX マシンにディプロイしたプロジェクトをデバッグします。リモート アプリケーションをデバッグするには、X Window 実装をインストールして実行している必要があります。これにより、UNIX マシン上で実行されているリモート アプリケーションの出力をローカル マシン上で確認できるようになります。他のデバッグ構成タイプの場合は、X Window は必要ありません。
Micro Focus ViewNow X が Enterprise Developer の一部として提供されています。「インストール」の「Windows への X Window のインストール」を参照してください。ViewNow X のドキュメントは Micro Focus SupportLine ドロップダウン メニューから入手できます。
IDE 設定で、X11 サーバーが接続しようとするディスプレイに関する詳細を次のように指定します。
[Default X Server (DISPLAY)] のデフォルト値は clientMachineName:0.0 です。この構成は、COBOL と PL/I の両方のリモート プロジェクトに適用されます。
リモート マシンがファイアウォールの背後で実行されているが、SSH 経由でアクセス可能である場合は、プロキシ サーバーを使用して、リモート マシンへのトラフィックを処理する必要があります。Enterprise Developer は、SOCKS5 インターネット プロトコルをサポートしています。これにより、ネットワーク トラフィックを SSH 経由でリモート マシンにルーティングできます。SOCKS とプロキシ サーバーを使用するには、次の手順を実行します。
SOCKS スキーマの [Edit Proxy Entry] ダイアログ ボックスが開きます。
認証を要求するようにプロキシ サーバーが構成されている場合は、詳細を指定する必要があります。
COBOL アプリケーションのデバッグ構成を使用する場合は、SSH ポート転送を使用して、X サーバー ディスプレイをローカル マシンにルーティングする必要もあります。つまり、ユーザー設定でディスプレイを指定する場合は、リモート マシンのポート (ローカル マシンのポートではなく) を指定する必要があります。
localhost に続く値は、/etc/ssh/sshd_config - X11DisplayOffset に基づいており、追加のユーザーごとに 1 ずつ増加します。
SOCKS と PuTTY をプロキシ サーバーとして使用する方法の詳細については、「ファイアウォールの背後で実行中のリモート UNIX ホストに接続するには」を参照してください。