この標準ランタイム関数は、パネル上のすべてのフィールド/コントロールの値を検証します。これは、ユーザーがフィールド/コントロールに値を入力した際に RM/Panels によって実行される検証と同じです。VALIDATE ALL FIELDS は、ユーザーがまだ入力していないフィールド/コントロールの値、またはユーザー入力以外の手段で値を取得したフィールド/コントロールの値を検証する方法を提供します。
VALIDATE ALL FIELDS は、すべてのフィールド/コントロールの検証が完了するか、無効なフィールド/コントロールが見つかるまで、入力順に各フィールド/コントロールを検証します。無効なフィールド/コントロールが見つかった場合、その名前および出現番号がアプリケーション プログラムに報告されます。アプリケーション プログラムにより、次に実行するアクション (エラー メッセージの表示またはフィールド/コントロールへの再入力) が決定されます。
無効なフィールド/コントロールが見つからなかった場合、RMP--VALID-INPUT が TRUE になります。無効なフィールド/コントロールが見つかった場合、RMP--INVALID-INPUT が TRUE になります。RMP--FIELD-NAME にフィールド/コントロールの名前が設定されます。また、RMP--FIELD-OCCUR にフィールド/コントロールの出現番号が設定されます。出現番号は COBOL の添え字に相当し、1 から始まります。