Eclipse 向けのアプリケーションの構成

RM/COBOL のユーザーは DIALECT"RM" コンパイラ指令を使用して、アプリケーションを Enterprise Developer 向けにモダナイズできます。これによりコンパイルとランタイムの動作が RM/COBOL と高い互換性を持つようになります。
注: RM/COBOL ソース コードが RM/Panels 構文を使用している場合は、使用している IDE 用の RM/Panels 変換の例を参照してください。

このチュートリアルでは、Eclipse IDE を使用して、RM/COBOL ソース コードを Enterprise Developer に移行する方法を紹介します。新しいプロジェクトを作成し、コンパイラ指令を設定して、RM/COBOL ソース コードをプロジェクトにインポートします。

Enterprise Developer のインストールには、RM/COBOL のモダナイゼーション用に次の 3 つのファイルが追加で含まれています。ADISCTRLcobkeymp、および .dir (指令) ファイルです。最初の 2 つのファイルは、対話型プログラムのための Micro Focus 拡張 ACCEPT/DISPLAY 構文ランタイム サポート モジュール (Adis) を構成します。指令ファイルには REMOVE 指令が含まれています。この指令は、RM/COBOL プログラムで使用されている可能性のあるさまざまな Micro Focus COBOL 予約語の予約解除を行います。このチュートリアルでは、これらをアプリケーション内で使用する方法についても説明します。