VALIDATE FIELD

実行

PERFORM RMP--VF-PANELNAME

説明

この標準ランタイム関数は、指定のパネル フィールド/コントロールに対して定義された検証を実行します。フィールド/コントロールに関するエラー メッセージは表示されず、RMP--VALID-INPUT を介して、フィールド/コントロールのデータの有効性がアプリケーション プログラムに報告されるだけです。

この標準ランタイム関数は、RM/Panels のフィールド/コントロールを検証するための推奨される方法ではないことに注意してください。フィールド/コントロールの検証には、VALIDATE ALL FIELDS 標準ランタイム関数を主に使用します。VALIDATE FIELD は、1 つのフィールド/コントロールのみを検証する場合に使用します。

必須パラメーター

アプリケーション プログラムで、検証するフィールド/コントロールの名前を RMP-- FIELD-NAME に設定する必要があります。目的のフィールド/コントロールが複数回出現する場合は、出現番号を RMP--FIELD-OCCUR に指定する必要があります。出現番号は COBOL の添え字に相当し、1 から始まります。

戻り値

フィールド/コントロールのデータが有効な場合、RMP--VALID-INPUTTRUE になります。それ以外の場合は、RMP--INVALID-INPUTTRUE になります。

その他の使用上の注意事項

パネル フィールド/コントロールへの入力のたびにフィールド/コントロールの検証が実行されるため、この標準ランタイム関数は一般的には使用されません。

RMP--STATUS の値

ステータス値 説明
0 関数は正常に実行されました。
1 フィールド/コントロール名が無効です。
2 出現番号が無効です。
5 パネルがこのライブラリにありません。
6 ライブラリが存在しません。
14 この関数の実行中に、パネル ライブラリで COBOL の入出力エラーが発生しました。入出力エラーの詳細を確認するには、C$RERR サブプログラムを使用します。