例 8 のプログラムの説明

他の XML 文を実行する前に、XML INITIALIZE 文が正常に実行されている必要があります。XML INITIALIZE が失敗する可能性もあるため、続行する前に戻り状態を確認します。

まず、データ項目Address-Struct (コピーブック s-struct.cpy で定義されている) からメモリ上の XML ドキュメント (Document-Pointer 変数および Document-Length 変数によって定義される) にデータをエクスポートします。この操作は、XML EXPORT TEXT 文を使用して行います。

次に、XML TEST WELLFORMED-TEXT 文を使用して、生成された XML ドキュメントの構文を検証します。

さらに、XML VALIDATE TEXT 文を使用して、生成された XML ドキュメントの内容を検証します。

次に、XML PUT TEXT 文を使用してその文字列の内容をディスク ファイルに書き込み、XML FREE TEXT 文を使用してメモリ ブロックの割り当てを解除します。ここで XML PUT TEXT 文を使用するのは、XML ドキュメントの内容を外部ファイルとして表示できるようにするためです。

最後に、XML TERMINATE 文を使用して XML インターフェイスを終了します。

正常に終了しない文があった場合は XML GET STATUS-TEXT 文を呼び出します。

ここでは、この例の目的のために XML TEST WELLFORMED-TEXT 文と XML VALIDATE TEXT 文の両方を使用していますが、XML VALIDATE TEXT 文では XML ドキュメントの構文も検証されます。