コンテナーでの JVM COBOL アプリケーションのデバッグおよび実行

本セクションでは、コンテナーで実行される JVM COBOL アプリケーションをデバッグする方法について詳しく説明します。

注:
  • This topic only applies to using JVM COBOL applications in containers. To use native COBOL applications in containers you need to use the functionality described in コンテナーでのネイティブ COBOL アプリケーションのデバッグおよび実行.
  • 本セクションで説明するデバッグ機能のほとんどは Eclipse IDE から提供されます。そのため、Enterprise Developerfor Eclipse では使用できますが、Eclipse IDE と統合されていない Enterprise Developer UNIX Components では使用できません。本セクションで説明する機能のうち、Enterprise Developer UNIX Components で使用できない機能については、機能の説明でその旨を示してあります。

コンテナー化された COBOL アプリケーションをデバッグするには、Enterprise Developer のリモート デバッグ機能を使用します。リモート デバッグは、コンテナー化された COBOL アプリケーション用の固有の手法というわけではありません。リモート デバッグの一般的な情報については、本ドキュメントの他の箇所で説明しています。詳細については、「ネイティブ COBOL アプリケーションのリモート デバッグ」を参照してください。

本セクションでは、リモート デバッグについて、コンテナー化された COBOL アプリケーションに絞って説明します。

COBOL アプリケーションの開発にコンテナーを使用する場合の主要概念」で説明しているように、コンテナーで実行される COBOL アプリケーションをデバッグする方法は 2 つあります。

本セクションでは 1 つ目の方法を使用していることを前提としていますが、ほとんどの手順は両方の方法に共通です。

コンテナーで実行される COBOL アプリケーションをデバッグする手順は次のとおりです。

  1. Enterprise Developer を使用して、ホスト コンピューターでデバッグ用にアプリケーションをビルドします。
  2. Enterprise Developer ベース イメージを実行し、手順 1 でビルドしたアプリケーションの実行可能ファイルおよびデバッグ ファイルが格納されているディレクトリでボリュームのマウントを行います。
  3. コンテナーの ID または IP アドレスを確認します。
  4. 通常 (コンテナー化されていない環境) と同じ方法でリモートでデバッグを開始し、コンテナーの ID または IP アドレスを指定してデバッガーとコンテナー化されたアプリケーションの間の接続を確立します。

以下のセクションで、これらの各手順について詳しく説明します。