Enterprise Developer をコンテナーとともに使用する場合は、次の制限に注意する必要があります。
デバッグ
- Ubuntu では、Docker バージョン 18.04 のコンテナーの内容についてデバッグする場合、Docker ホストのカーネルをバージョン 5.0.0-27 から 5.0.0-31 に更新する必要があります。
- COBOL アプリケーションまたは PL/I アプリケーションの起動構成タイプを使用してコンテナー内の COBOL アプリケーションまたは PL/I アプリケーションをデバッグする場合、アプリケーションへの入力を指定したり、アプリケーションからの出力を表示したりすることはできません。この問題は、コンテナー内のアプリケーションを IDE から実行する場合や Docker または podman のコンテナーを実行するコマンドを使用して実行する場合は発生しません。
オペレーティング システム
Enterprise Developer および Docker の併用は、以下のオペレーティング システムでサポートされています。
- Red Hat Enterprise Linux 7.4 以降
- SUSE Linux Enterprise Server 12 SP3 以降
- Hyper-V 対応の Windows 10 (Pro または Enterprise エディション)
- Windows Server 2016
注: VirtualBox または VMware がインストールされている PC では、Docker を使用できません。
Enterprise Developer と OCI 準拠のコンテナー ツール (podman、buildah、skopeo、runc など) の併用は、次のオペレーティング システムでサポートされています。
- Red Hat Enterprise Linux 8 以降
Micro Focus 製品との併用
- Enterprise Server for .NET
で実行される COBOL アプリケーションをコンテナー化することはできません。
- 内部ネットワーク アドレスを公開していないか公開できないコンテナー内でリージョンがホストされている場合、コンテナー内で MFDS_EXTERNAL_ADDR 環境変数が外部からアクセス可能なアドレスに設定されていないと、Micro Focus Enterprise Server Common Web Administration インターフェイスは起動されたリージョンの ESMAC/モニター構成に接続できません。