Eclipse IDE からの Java/COBOL アプリケーション ランチャーの使用

制約事項: 本トピックは、Linux および UNIX プラットフォームでのローカル開発とリモート開発にのみ該当します。
  1. JDK bin ディレクトリで、製品インストール ディレクトリの bin ディレクトリにある cobjrun 実行可能ファイルへのシンボリック ファイルを作成します。それには、コマンド ラインから次のコマンドを実行します。
    ln -s $COBDIR/bin/cobjrun /usr/java/<jdk version>/bin/cobjrun

    使用する予定がある各 JDK にも同様にシンボリック リンクを作成します。

  2. Java プロジェクトが $COBDIR/lib の mfcobol.jar にある RuntimeSystem クラスを使用するように設定します。それには、次の手順を実行します。
    1. Eclipse を起動し、Java プロジェクトを開きます。
    2. プロジェクトを選択し、[Project > Properties] をクリックします。
    3. [Java Build Path] を選択します。
    4. [Libraries] タブをクリックします。
    5. [Add External JARs] をクリックし、$COBDIR/lib の mfcobol.jar を選択します。

      [OK] をクリックします。

  3. Eclipse で Java プログラムを実行するには、Java 用の COBOL ライブラリをロードする cobjrun を使用するように起動構成を変更する必要があります。それには、次の手順を実行します。
    1. Eclipse を起動し、Java プロジェクトを開きます。
    2. [Run > Run Configurations] をクリックします。
    3. 使用中の Java Application 構成を選択します。
    4. [JRE] タブをクリックし、[Alternate JRE] をクリックします。
    5. 使用したい JRE を選択します。
    6. [java executable] セクションで、[Alternate] をクリックし、｢cobjrun｣を入力します。
    7. Java 起動構成で、以下のとおり COBMODE 環境を設定します。
      1. 使用中の構成の [Environment] タブをクリックします。
      2. [New] をクリックし、以下の値を含む環境変数 COBMODE を追加します。
        32
        32 ビット COBOL アプリケーションを呼び出している場合
        64
        64 ビット COBOL アプリケーションを呼び出している場合

    これによって、Java が必要とする前に Enterprise Server がロードされます。

  4. また、64 ビット COBOL アプリケーションを呼び出す場合、以下のとおり LD_LIBRARY_PATH の開始時に 64 ビット JDK ライブラリを追加する必要があります。
    1. 使用中の構成の [Environment] タブをクリックします。
    2. 以下の値を含む LD_LIBRARY_PATH 変数を追加します。
      /usr/java/<jdk
version>/jre/lib/amd64/server/:${env_var:LD_LIBRARY_PATH}
    3. [Append environment to native environment] がチェックされていることを確認します。
  5. [Apply] をクリックします。
  6. [OK] をクリックします。
上位ヘルプ： Java/COBOL アプリケーション ランチャー