COBOL JVM プロジェクト - 既知の問題点

Java ビルド パスへのプロジェクトの追加

COBOL JVM プロジェクトの Java ビルド パスに追加するプロジェクトでデフォルトの出力フォルダーがサブフォルダーではなくルートに設定されている場合は、COBOL JVM プロジェクトのビルド時にエラーが発生します。

この問題を回避するには、プロジェクト出力フォルダーをサブフォルダーとして追加してください。

大きなプログラムのコンパイル

JVM COBOL プロジェクト内で大きなプログラムをコンパイルすると、次のコンパイラ エラー メッセージが表示される場合があります。

COBCH0015S Procedure division too large

JVM COBOL は、COBOL プログラムを Java バイト コードにコンパイルします。バイト コードは、最大サイズが 65,535 (216 - 1) バイトのメソッドで構成されています。このエラーは、プログラムのサイズおよび複雑さが原因で、COBOL コンパイラがメソッドを最大サイズの制限以下に保つことができないために発生します。メソッドがサイズ制限に達するのを避けるために、プログラムを変更する必要があります。

サイズ制限に達する原因は、実行範囲が重複することである可能性があります。プログラムを ILSHOWPERFORMOVERLAP コンパイラ指令でコンパイルし、エラー メッセージを調べて、実行範囲が重複する理由を確認してください。重複の問題を解決すると、この問題を解決できます。

注: プログラムが "PERFORM-TYPE(OSVS) STICKY-PERFORM" 指令でコンパイルされている場合、解決策は、プログラムを分割して現在よりも小さいサブプログラムにすることだけです。

リモート JRE 設定の編集

リモート COBOL JVM プロジェクトを開発している場合は、リモート JRE を使用してプロジェクトの [JVM Build Path] ダイアログ ボックスで設定を変更すると、問題が生じる可能性があります。