コード リファクタリングは、コードの動作を変更せずにその内部構造を改善するプロセスおよび一連の手法です。リファクタリングにより、コードの読みやすさ、扱いやすさ、管理しやすさ、および拡張しやすさが向上します。
これはコードの効率を高めるうえで役立ち、一部の問題を解決できることもあります。
リファクタリング手法では、累積されたさまざまな小さな変更 (ミニリファクタリング) をコードに適用します。各ミニリファクタリングは単独では小さいため、エラーを引き起こすリスクを低減できますが、まとめるとリファクタリングでコードを大幅に強化できるようになります。
Enterprise Developer では、次の手法を使用して、COBOL および PL/I コードのリファクタリングをサポートします。
- COBOL 要素の名前を変更して、要素を読みやすくしたりその目的を明確にしたりする。変数、識別子、セクション、および段落の名前を変更できます。名前の出現をすべて変更するか選択したものだけを変更するかを選択でき、変更は、現在のワークスペースのファイル内の名前に適用されます。
- 選択したコード行をコピーブックまたは PL/I インクルード ファイルに移動し、コードを再利用できるようにする。