ログ ファイルのアクティビティを最適化します。
基本 回復ロギングは、パフォーマンスに重大な影響を与えます。ロギング アクティビティを最適化するには、データベース参照ファイルで/o l オプションを使用して、障害発生時に回復する必要がないファイルのロギングを無効にできます。または、/e オプションを使用して、このようなファイルをデータベース参照ファイルから完全に削除します。
低ディスク容量の警告を設定します。
大量の更新をログ記録すると、ログ ファイルが短時間で非常に大きくなることがあります。ログ ファイルが保存されているディスクが一杯になると、ログ ファイルにレコードを書き込めなくなるため、ログ ファイルが不完全になり、Fileshare サーバーが強制的に終了します。データベース参照ファイルで /p オプションを使用して、ログ ファイルのディスクの空き容量がディスクの総容量に対する特定の割合を下回った場合に警告メッセージを表示するように構成します。この警告が表示された場合は、Fileshare サーバーを終了し、データ ファイルの新しいバックアップを作成してください。この処理により、Fileshare サーバーの再起動時に、古いログ ファイルを廃棄し、新しいログ ファイルで作業を続けることができます。
警告メッセージを無視し、ログ ファイルの容量が増大し続けた場合、使用可能な空きディスク容量が 200,000 バイト未満になると、Fileshare サーバーは、処理を中断します。この場合はエラー メッセージ FS030 が表示され、古いログ ファイルをリモートでバックアップするか、手動で削除するまで、新しいログ ファイルでの操作は再開しません。
バックアップを定期的に実行します。
バックアップを定期的 (可能であれば毎日) に実行すると、ログ ファイルのサイズを小さいまま維持できます。ログ ファイルのサイズが大きいと、回復時間が長くなります。
バックアップ プロセスを自動化します。
Fileshare サーバーの起動時にデータ ファイルのバックアップおよび新しいログ ファイルの記述を自動化するには、/backup オプションを使用します。
冗長なログ ファイルを削除します。
データ ファイルをバックアップしたら、関連付けられているすべてのログ ファイルを削除します。これらのファイルはすでに古くなっているため、最後のバックアップ以降に発生した更新をログ記録するだけで構いません。