OpenESQL プリプロセッサ オプション

OpenESQL プリプロセッサは、ネイティブ コード用の ODBC および JVM COBOL コード用の JDBC という 2 つのプリプロセッサ オプションを提供します。

ODBC
OpenESQL を ODBC オプション付きで使用して、ネイティブ アプリケーションをコンパイルします。このオプションは次のとおりです。
  • SQL(DBMAN=ODBC) コンパイラ指令を使用して呼び出されます。
  • 任意の ODBC ドライバーおよびデータ プロバイダーを使用します。
  • 1 つ以上の ODBC データ ソースに接続します。
  • OpenESQL ODBC Runtime と通信するアプリケーションをコンパイルします。
  • 異なるデータベース システム間で最大限の相互運用性を実現します。
  • ペシミスティック (ロック) 同時実行制御を包括的に提供します。
  • 切断されたデータセットまたはオフラインのデータセットはサポートしません。
JDBC
JDBC オプション付きの OpenESQL を使用して、JVM COBOL アプリケーションをコンパイルします。このオプションは次のとおりです。
  • SQL(DBMAN=JDBC) コンパイラ指令を使用して呼び出されます。
  • 複数の JDBC ドライバーのいずれかを使用します。
  • JDBC 接続文字列または JDBC DataSource オブジェクトのいずれかを使用して、1 つの JDBC データ ソースに接続できます。
  • JDBC DataSource オブジェクトと接続する場合、SQL CHECK 指令を使用したコンパイルのために Java データ ソースにアクセスできます (これにより、OpenESQL DSN と ODBC または ADO.NET がシミュレーションされます)。
  • OpenESQL JVM Managed Runtime と通信するアプリケーションをコンパイルします。
  • 異なるデータベース システム間で最大限の相互運用性を実現します。
  • ペシミスティック (ロック) 同時実行制御およびオプティミスティック (非ロック) 同時実行制御のサポートを提供します。
  • PREPARE、EXECUTE、および EXECUTE IMMEDIATE 文と、準備文を使用するカーソルを使用して、動的 SQL をサポートします (ただし、EXECUTE および OPEN 文のホスト変数リストでのみ)。
  • 切断されたデータセットまたはオフラインのデータセットはサポートしません。