Jenkins および Enterprise Developer の連携シナリオ

Jenkins はさまざまな方法で継続的インテグレーション環境に統合できます。実装方法は、開発プロセスによって異なります。

マスター マシンおよびエージェント マシンの使用

最もシンプルなシナリオは、ソース コードをビルドしてテストする同一のマシンに Jenkins をインストールすることです。

ただし実際の開発および配信プロセスでは、通常はこれよりも複雑なシナリオが必要となり、さまざまなプラットフォームでアプリケーションが期待どおりに動作するようにすることがしばしば必要となります。Jenkins は複数のマシン環境で使用することで最大限に活用できます。この場合、Jenkins をあるマシン (マスター) にインストールして、他の各種マシン (エージェント) で実行される多くのタスクを制御します。

プロセスの自動化

Jenkins を使用すると、アプリケーション開発プロセスで 1 つのタスクが正常に完了した後に、次のタスクを自動的に開始できます。以下に、一連のプロジェクトを作成する方法の例を示します。

  1. プロジェクトがソース コード管理システムを調べ、開発者が変更をコミットした後にチェックアウトおよびビルドをトリガーします。
  2. ビルドが成功したら、Jenkins は MFUnit テストを実行するプロジェクトや、追加テストまたはディプロイ用に実行可能ファイルを別の場所にコピーするプロジェクトなどの他のプロジェクトをトリガーできます。