DFCONV 呼び出しバッチ インターフェイス

制約事項: 本トピックは Windows 環境にのみ該当します。

COBOL プログラムからのデータ ファイルの変換の呼び出し

変換用プロファイルがある場合は、次のインターフェイスを使用してデータ ファイルの変換を呼び出し、変換を実行できます。

call dfconv using dfconv-params

詳細は次のとおりです。

 01 dfconv-params   PIC X(n).
dfconv-params には次のパラメーターが含まれます。長さの上限は 1024 文字です。呼び出しでは、各パラメーターを空白文字で区切る必要があります。空白文字を含むファイル名を二重引用符で囲む必要もあります。ファイル名の長さの上限は 255 文字です。
profile-filename
データ ファイル変換の詳細情報を定義したプロファイル ファイルの名前。
-d または -D
この設定は省略可能です。呼び出しに関する情報がコンソールに表示されないようにします。このオプションを指定する場合は、-f または -F は指定しないでください。
-f または -F
この設定は省略可能です。固定テキスト出力のみを表示し、各レコードが処理された後の動的更新はコンソールに表示されないようにします。このオプションを指定する場合は、-d または -D は指定しないでください。
input-filename
入力ファイルの名前。オプションですが、output-filename を指定する場合は指定する必要があります。
output-filename
この設定は省略可能です。出力ファイルの名前。指定する場合は input-filename も指定する必要があります。

入力ファイルや出力ファイルの名前を、上記のパラメーター フィールドとプロファイル ファイル内の両方で指定した場合には、パラメーター フィールドで指定した名前が優先されます。

エラーが発生すると、データ ファイルの変換から制御が戻るときに RETURN-CODE がゼロ以外の値に設定され、エラー番号が dfconv-params の最初の 2 文字に格納されます。

エントリ ポイント DFCONVXL の使用

以前のバージョンのデータ ファイルの変換では、ファイル名が 65 文字までしかサポートされていなかったため、255 文字までのファイル名をサポートするために、エントリ ポイント DFCONVXL が含まれていました。エントリ ポイント DFCONVXL は引き続き提供されています。使用する dfconv-params のパラメーターは、上で説明したものと同じです。

非 COBOL プログラムからのデータ ファイルの変換の呼び出し

非 COBOL プログラムからデータ ファイルの変換を呼び出すには、データ ファイルの変換の .dll に含まれているエントリ ポイント DFCONVC を使用します。COBOL 呼び出しの dfconv-params パラメーターでは終端を示す文字に空白文字が使用されますが、パラメーター リストでは NULL が使用されます。