CHECKSINGLETON

シングルトン SELECT 文が実行時に複数の行を返すかどうかをチェックするように OpenESQL に指示します。

構文:

[NO]CHECKSINGLETON

プロパティ:

デフォルト: なし

戻り値:

指令 SQLCODE の戻り値 SQLSTATE の戻り値
なし (デフォルト)* +1 21000
CHECKSINGLETON -811 21000
NOCHECKSINGLETON 0 21000
*CHECKSINGLETON または NOCHECKSINGLETON を指定せずに (デフォルト) ANSI92ENTRY を指定すると、SQLCODE は -1 を返し、SQLSTATE は 21000 を返します。詳細については、「ANSI92ENTRY」を参照してください。

範囲:

コンパイル時の使用: なし
実行時の動作: 処理

詳細については、「範囲 - OpenESQL SQL コンパイラ指令オプション」を参照してください。

説明:

  • CHECKSINGLETON は、DB2 との互換性のために提供されています。
  • NOCHECKSINGLETON は、SQLCODE 0 を必要とするアプリケーションのために提供されています。
  • SQLCODE -1 を必要とするアプリケーションの場合は、CHECKSINGLETON または NOCHECKSINGLETON を指定せずに ANSI92ENTRY を指定します。
  • シングルトン SELECT 文が複数の行を返す場合、OpenESQL は次の SQLDA 診断を返します。
    SQLCODE SQLSTATE SQLWARN4 フラグ
    -811 21000 W
    0 00000 スペース
    +1 21000 W
    -1 21000 W

    詳細については、「SQLCODE 値」、「SQLSTATE 値」、および「SQLCA データ構造」を参照してください。