PREFETCH

アプリケーションはこの指令を使用して、OpenESQL がカーソルでブロックを取り込むことを要求できます。この指令により、プログラムのロジックを変更せずにパフォーマンスを改善でき、配列のフェッチをする場合と同様の効果が得られます。パフォーマンスの向上は、n の値、および事前取り込みを使用するように構成された使用中の ODBC ドライバーに依存します。

n が 1000 未満の場合は、バッチあたりの取り込み行数が制御され、すべてのカーソルで同数の行が取り込まれます。n が 1000 以上の場合は、各カーソルで事前取り込みバッファーのサイズを設定します。すべてのカーソルのバッファー サイズは同じですが、事前取り込みされる行の数は、各カーソルのクエリで返される行の全体のサイズによって異なります。

Microsoft SQL Server で PREFETCH=n を使用する場合、AUTOFETCH も読み取り専用カーソルで使用されます。読み取り専用でないカーソルは keyset カーソルとして指定され、位置指定更新で使用できます。PREFETCH=n は、DB2、Oracle、および Microsoft SQL Server でのみサポートされています。

構文:

PREFETCH=n 

プロパティ:

デフォルト: PREFETCH=8

範囲:

コンパイル時の使用: いいえ
実行時の動作: 処理

詳細については、「範囲 - OpenESQL SQL コンパイラ指令オプション」を参照してください。

説明:

PREFETCH が提供していた機能の多くは、現在は BEHAVIOR SQL コンパイラ指令オプションの機能に組み込まれています。そのため、PREFETCH は今後のリリースで廃止される可能性があります。