TARGETDB

特定のデータ ソースのパフォーマンスを最適化する場合にこの指令を設定します。

構文:

TARGETDB={MSSQLSERVER | ORACLE | INFORMIX | 
          SYBASE | DB2 | ORACLE7 | POSTGRESQL}
NOTARGETDB

プロパティ:

デフォルト: NOTARGETDB

範囲:

コンパイル時の使用: なし
実行時の動作: 処理

詳細については、「範囲 - OpenESQL SQL コンパイラ指令オプション」を参照してください。

説明:

TARGETDB=DB2 の場合、OpenESQL は、DB2 がより効率的なアクセス プランを生成できるように、生成された FOR READ ONLY 句を保持します。

DB2 以外のほとんどのデータベースでは、FOR READ ONLY 句は、データベース サーバーがクエリのために生成するアクセス プランに影響しません。これに加えて、FOR READ ONLY 構文はほとんどのサーバーでサポートされていないため、OpenESQL は、TARGETDB が DB2 に設定されていない限り、生成された FOR READ ONLY 句をコンパイル時に削除します。この句を削除すると、異なるデータベース サーバー間のコードの移行や、複数のタイプのデータベース サーバーで動作するコードの組み込みが容易になります。