IMS エンタープライズ サーバーの作成および構成

MFDEMO IMS アプリケーションを実行するエンタープライズ サーバー リージョンを作成および構成します。

MSS 対応エンタープライズ サーバー リージョンの作成

  1. Enterprise Server を起動するには、Web ブラウザーに次のアドレスを入力します。

    http://localhost:86

  2. Enterprise Server Administration の [Home] ページで、サーバーの表の下部にある [Add] をクリックします。
  3. 最初の [Add Server] ページで次の操作を行います。
    1. [Server Name] フィールドに「IMSDEMO」と入力します。
    2. [Working Mode] で、[32-bit] をクリックします。
    3. [Next] をクリックします。
  4. 2 番目の [Add Server] ページで次の操作を行います。
    1. [Micro Focus Enterprise Server with Mainframe Subsystem Support enabled] をクリックします。
    2. [Next] をクリックします。
  5. 3 番目の [Add Server] ページで次の操作を行います。
    1. [Creation Options] グループで、[Create TN3270 listener] をオンにし、[using port] フィールドに「9004」と入力します。
    2. [Add] をクリックします。
  6. [Home] ページが再表示され、IMSDEMO エンタープライズ サーバー リージョンの行がサーバーの表に示されます。

IMS の構成

  • サーバーの表で、IMSDEMO に対応する [Edit] ボタンをクリックします。
IMS サポートを有効にする
  1. [Server]、[Properties]、[MSS]、[IMS]、[General] タブをクリックします。
  2. [IMS enabled] をオンにします。

    これで、IMSDEMO エンタープライズ サーバーが IMS サポートを使用できるように指定されます。

ファイルの場所を指定する
  1. 同じページで、[Configuration directory] フィールドおよび [Gen file directory] フィールドに、MFDEMO アプリケーション ファイルのコピーを保存するために作成した作業ディレクトリ (「MFDEMO アプリケーションの準備」トピックの「MFDEMO ファイルのコピー」セクションを参照) のフル パスを指定します。
  2. [Apply] をクリックして変更を保存します。
  3. [Server]、[Properties]、[MSS]、[IMS]、[TM]、[General] の各タブをクリックします。
  4. [MFS path] フィールドに、作業ディレクトリのフル パスを指定します。
  5. [Application path] フィールドに同じ情報を入力します。
  6. [Apply] をクリックして変更を保存します。
  7. [Server]、[Properties]、[MSS]、[IMS]、[DB] の各タブをクリックします。
  8. [Database path] フィールドに、作業ディレクトリのフル パスを指定します。
  9. [Apply] をクリックして変更を保存します。
JCL を有効にする
JCL サポートは、エンタープライズ サーバーが起動すると必ず起動するメッセージ処理リージョンが必要な IMS 対応エンタープライズ サーバーに必要です。後でそのようなメッセージ処理リージョンを定義するため、準備として JCL サポートを有効にする必要があります。
  1. [Server]、[Properties]、[MSS]、[JES]、[General] タブをクリックします。
  2. [Job Entry Subsystem enabled] をオンにします。
  3. [Apply] をクリックします。
SIT を指定する

IMSDEMO エンタープライズ サーバー リージョンを作成して IMS および JCL を使用できるようにしましたが、今度は、IMSSIT のシステム初期化テーブル (SIT) を使用するように指定する必要があります。これにより、自動メッセージ処理リージョンを定義できます。

  1. [Server]、[Properties]、[MSS]、[CICS] の各タブをクリックします。
  2. [System Initialization Table] フィールドに、「IMSSIT」と入力します。
  3. [Apply] をクリックして変更を保存します。
自動メッセージ処理リージョンを定義する
エンタープライズ サーバーで IMS アプリケーションを実行するには、少なくとも 1 つのメッセージ処理リージョン (MPR) が必要です。

IMSDEMO エンタープライズ サーバー リージョンのメッセージ処理リージョンを指定するには、次の操作を行います。

  1. [Server > Properties > MSS > IMS > TM] で [MPRs] タブをクリックします。
  2. [Add] をクリックします。
  3. [Name] フィールドに「MPR01」と入力します。
  4. [Transaction Class] に「001」と入力します。
  5. [Description] に「MPR for class 1」と入力します。
  6. [Add] をクリックします。
  7. 左上にある [Home] をクリックして、Enterprise Server Administration のホーム ページに戻ります。
プリンターを定義および構成する
オプションでプリンターを追加してテストするには、「プリンター」のトピックに記載されている手順に従います。