メインフレーム ベースのサービスのためのエンタープライズ サーバーの作成

IMTK を使用して作成したメインフレーム ベースの CICS サービスおよび IMS サービスを実行するようにエンタープライズ サーバー リージョンを作成するプロセスについて説明します。

エンタープライズ サーバー リージョンを作成する最良の方法は、Visual Studio のサーバー エクスプローラーから作成することです。この方法では、テンプレートを選択できます。このテンプレートに関連付けられたサービス タイプを実行するために必要とされるパラメーターを使って新しいエンタープライズ サーバー リージョンを生成します。この方法では、時間と労力が節約されます。

CICSTemplate.xml および IMSTemplate.xmlEnterprise Server テンプレートを使用して、CICS ベースおよび IMS ベースのサービス用の新しいエンタープライズ サーバー リージョンを作成します。手順については、「エンタープライズ サーバーを新規作成するには」を参照してください。

一般に、その他の構成が必要になるなのは、次の場合のみです。

サービスを Enterprise Developer から動的にデバッグする
この場合、サービス インターフェイス タイプに関連付けられたリスナーのタイプの [Endpoint Address] を設定することで、エンタープライズ サーバー インスタンス を構成する必要があります。たとえば、サービス インターフェイスが Web サービスの場合、[Web Services and J2EE] リスナーのエンドポイント アドレスを設定します。
重要: 指定するエンドポイント アドレスのポート番号は、サービス インターフェイスの [Service endpoint URL] プロパティで指定したポート番号と一致する必要があります。デフォルトは 9003 です。詳細については、「リスナーのエンドポイント アドレスで固定ポートを設定するには」、および「Properties - Mainframe-based Service Interfaces」トピックの「Service endpoint URL」セクションを参照してください。
サービス インターフェイスのタイムアウトを構成する
ES_WS_RUNAWAY_TIMEOUT 環境変数を設定することで、Web サービスからの応答をクライアントが待機する時間を構成できます。ES_WS_RUNAWAY_TIMEOUT には、0 ~ 65535 の値 (秒) を指定できます。詳細は、「To set a run-time environment variable from your Visual Studio project」を参照してください。