画面ベース操作

CICS または IMS 画面サービス インターフェイスの場合、操作で次の指定を行うことができます。

[Active Screen]
操作処理対象となる画面。操作で使用するフィールドが含まれます。操作を定義する際、インターフェイス マッパーの CICS または IMS 画面ペインにこの画面が表示されます。最初に実行対象となる操作には、Active Screen はありません。通常、最初に実行される操作ではトランザクション ID を使用してアプリケーションを開きます。
[Previous Screen]
サービス実行中に Active Screen が表示される直前に表示される画面。通常は、ANY SCREEN に設定します (下記を参照)。前の画面に応じて画面操作を変える場合のみ、特定の Previous Screen の指定が重要となります。この場合、同じ Active Screen で複数の操作を作成し、1 つまたは複数の操作に対し特定の Previous Screen を指定して区別します。
[Transaction ID]
Active Screen で操作すると、指定された ID で新規トランザクションが開始されます。大半の操作には Transaction ID はありません。Transaction ID を指定しないと、Active Screen のデータと共に操作はアプリケーションに戻ります。

通常、COBOL IMS アプリケーションでは MFS MID 定義で Transaction ID を指定します。この場合、適切にオフセットが計算されるよう、[USE TRANSACTION ID FROM SCREEN DEFINITION] オプションを選択して操作の Transaction ID を指定します。

Active Screen と Previous Screen は、プロジェクトに含まれるマップ、または次の特殊画面のいずれかから選択できます。

[EMPTY SCREEN]
フィールドのない画面。たとえば、画面を消去する操作の実行後に表示される画面として EMPTY SCREEN を指定できます。
[TEXT-SENT SCREEN]
SEND TEXT コマンド (CICS のみ) をアプリケーションで実行した後に表示される画面。
[ANY SCREEN]
画面はどの画面でもかまわず、特定画面の指定が操作に対して不要または無意味であることを示します。

インターフェイス フィールドと Active Screen のすべてのフィールドとの間に自動的にデフォルト マッピングを作成するよう選択することも可能です。

アプリケーションを起動する初期操作を作成するのが一般的です。この操作は、アプリケーションを起動する Transaction ID と名前のみで構成されます。[Start] など、この操作を明確に示す操作名を使用することをお奨めします。

注: IMS 会話型アプリケーション向けに記述されたサービス インターフェイスには、問題なくアプリケーションを終了し、アプリケーションの状態の適切な維持と SPA の適切な消去を徹底するサービスを有効にする操作を含める必要があります。他のタイプのサービス インターフェイスにはこの種の操作は必要ありませんが、含めておくことをお奨めします。