デモンストレーション アプリケーション

Enterprise Developer には、さまざまな ADO.NET デモンストレーション アプリケーションが用意されています。これらのアプリケーションには Visual COBOL サンプル ブラウザーからアクセスできます。手順については、「サンプル ブラウザーを起動するには」を参照してください。

ADO.NET のすべてのサンプルは Visual COBOL サンプル ブラウザーの [Show .NET COBOL only] リストに表示されます。

ソース ファイルは %PUBLIC%\Documents\Micro Focus\Enterprise Developer\Samples\SQL\ado.net のサブディレクトリにあります。

各サンプル アプリケーションには、アプリケーションの使用方法を説明する Readme が付属しています。

デモンストレーション アプリケーションを使用するには、デモで使用するデータ ソースを設定しておく必要があります。これを行うには ADO.NET Connection Editor を使用します。

すべての OpenESQL デモンストレーション アプリケーションはコンソール ログを作成します。このログは処理の進行状況を示し、場合によりクエリ結果も示します。エラー発生時にはエラー メッセージを表示して終了します。

OESQL - Getting Started
ADO.NET で OpenESQL を使用して静的 SQL で各種 SQL 操作を実行する簡単なサンプルです。CONNECT 文のさまざまなスタイルの使用についても示します。
OESQL - Connected Model
データ ソースから DataSet を入力し、DataSet を変更してから、DataSet の変更をデータ ソースと同期させます。出力ウィンドウに DataSet の変更内容が表示されます。ConnectedDemo は、3 通りの方法によって、DataSet でサーバー生成の主キーを更新します。また、DataSet に加えた変更について、メインの DataSet または変更された行だけを含む別の DataSet を使用して、データ ソースと同期させる方法も示します。
OESQL - Cursor
DataTable にデータを入力します。NoFetch プログラムは、EXEC SQL 文を使用してカーソルを開いてから、EXEC ADO 文を使用して結果を取り込みます。TestCursor プログラムは、EXEC SQL FETCH を実行します。
OESQL - Disconnected Model
DataSet のオフライン データを操作します。データ操作の結果は、出力ウィンドウに表示されます。このデモでは、他のプロジェクトで生成した XSD ファイルから DataSet を宣言する方法、および他のアプリケーションで生成した XML ファイルから DataSet をロードする方法を示します。
OESQL - LOB Data Types
ADO.NET を使用してラージ オブジェクト (LOB) を挿入および選択する方法、OpenESQL で Microsoft SQL Server テーブル内の LOB 列を操作する方法、および IBM DB2 LUW と連携させる手順を示します。
OESQL - Order Status
複数の言語で開発されたプログラムが混在するプロジェクトで ADO.NET を使用する方法を示します。OrderStatusDemo では、COBOL および C# を使用します。netorderstatus プログラムが DataSet 宣言から XSD ファイルを生成し、生成された XSD ファイルが C# のフォームにインポートされます。これにより、XSD ファイルから生成された厳密な型の DataSet によるデータのバインドが可能になり、ユーザー インターフェイスを簡単に作成できます。このデモでは、DBMS へのアクセスに直接関係しないレガシー資産の再利用で ADO.NET を使用する方法も示します。このプロジェクトでは、既存の COBOL サブルーチンをデータ ソースとして使用します。
OESQL - OO WCF Book
オブジェクト指向 (OO) COBOL で記述された Windows Communication Foundation (WCF) インターフェイスであり、既存の COBOL クラスと連携します。このフォームは、SqlBookWrapper.cbl の中間クラス メソッドを呼び出して、WCF インターフェイスからのすべての要求を単一のルーチンに集約します。これは、WCF インターフェイスがトリガーする関数用に、実行単位内に機能を格納してリソース (データベース接続など) を分離します (在庫コードでの書籍の検索、書籍の追加、書籍の削除など)。その後、中間クラスはビジネス ロジック クラスのメソッドを呼び出し、作業を実行してデータベースにアクセスします。
OESQL - OO Web Application Book
Web フォームを含む COBOL Web アプリケーション プロジェクトです。このフォームは、SqlBookWrapper.cbl の中間クラス メソッドを呼び出して、Web ページからのすべての要求を単一のルーチンに集約します。このルーチンは、Web ページがトリガーする関数用に、実行単位内に機能を格納してリソース (データベース接続など) を分離します (在庫コードでの書籍の検索、書籍の追加、書籍の削除など)。その後、中間クラス メソッドはビジネス ロジック クラスのメソッドを呼び出し、作業を実行してデータベースにアクセスします。
OESQL - OO WPF Book
.NET COBOL COBOL で記述された Windows Presentation Foundation (WPF) インターフェイスであり、既存の OO COBOL プログラムと連携します。このフォームは、OOSqlBook プロジェクトの DataAccess クラスのメソッドを呼び出して、ビジネス ロジックを実行します。
OESQL - OO WPF Book EXEC ADO
.NET COBOL COBOL で記述された Windows Presentation Foundation (WPF) インターフェイスであり、既存の OO COBOL プログラムと連携します。このフォームは、OOSqlBook プロジェクトの DataAccess クラスのメソッドを呼び出して、ビジネス ロジックを実行します。DataSet および DataTable オブジェクトは、テーブルの外部キー関係とともに、ツリー ビュー構造で書籍データを表示する形式の EXEC ADO 文で使用されます。デフォルトで、このデモには、その実装で DataTable を含む DataSet を使用するために定義された条件付きのコンパイル定数 (UseFill) があります。この定数の定義は、OOSqlBookWPF プロジェクト プロパティの [COBOL] タブの [Additional directives] で設定されています。この設定は、OOSqlBookWPF プロジェクトの DataSetCreator.cbl ファイル内のコードに影響を与えます。この定数を無効にすると、カーソルが挿入されたスタンドアロンの DataTable がプログラムで使用されます。
OESQL - WCF Book
.NET COBOL で記述された Windows Communication Foundation (WCF) インターフェイスであり、既存の COBOL プログラムと連携します。このフォームは、.NET データ型を COBOL データ型にマッピングする中間プログラム SqlBookWrapper.cbl を呼び出し、WCF インターフェイスからのすべての要求を単一のルーチンに集約します。これは、WCF インターフェイスがトリガーする関数用に、実行単位内に機能を格納してリソース (データベース接続など) を分離します (在庫コードでの書籍の検索、書籍の追加、書籍の削除など)。その後、中間クラスはビジネス ロジック プログラム (sqlbook.cbl) を呼び出し、作業を実行してデータベースにアクセスします。
OESQL - Web Application Book
Web フォームを含む COBOL Web アプリケーション プロジェクトです。このフォームは、.NET データ型を COBOL データ型にマッピングする中間プログラム SqlBookWrapper.cbl を呼び出し、Web ページ インターフェイスからのすべての要求を単一のルーチンに集約します。これは、Web ページ インターフェイスがトリガーする関数用に、実行単位内に機能を格納してリソース (データベース接続など) を分離します (在庫コードでの書籍の検索、書籍の追加、書籍の削除など)。その後、中間クラスはビジネス ロジック プログラム (sqlbook.cbl) を呼び出し、作業を実行してデータベースにアクセスします。
OESQL - WPF Book
.NET COBOL で記述された Windows Presentation Foundation (WPF) インターフェイスであり、既存の COBOL プログラムと連携します。このフォームは、.NET データ型を COBOL データ型にマッピングする中間プログラム SqlBookWrapper.cbl を呼び出します。その後、中間プログラムは既存の COBOL プログラム (sqlbook.cbl) を呼び出して、ビジネス ロジックを実行します。