ユーザー アカウント、スキーマ、および認証

アプリケーション サーバー環境で実行する場合は、アプリケーションを実行するユーザー アカウントが、開発用のアカウントと異なることがあります。このため、ユーザー データ ソースとして設定された ODBC データ ソースが使用できない場合があります。実装システムでデータ ソースをシステム データ ソースとして設定すると便利な場合があります。ファイルベースのデータ ソースを使用する場合は、アプリケーション サーバーで使用されるアカウントでデータベース ファイルにアクセスできるようにする必要があります。データベースへのアクセス時、特に統合セキュリティが使用されている場合 (DBMS がオペレーティング システムと同じアカウント番号を使用している場合) には、デフォルトのスキーマが、開発時に使用されていたスキーマと異なる場合があります。開発および実装にそれぞれ別のスキーマ名が使用されている場合には、これは意図的なものである可能性があります。また、テーブルがアプリケーションに表示されていないことを意味する場合もあります。明示的なオーナー修飾語を使用するか、または、データベース固有の文を実行する場合は、正しいスキーマがデフォルトとして選択されます。