CustomRecord および他の Java のサポート

EJB または Java Bean でカスタム レコードを使用する場合は、それらがサポートされていることを確認する必要があります。COBOL グループ項目を Java データ型にマップすると、カスタム レコードが作成されます。グループ項目のマッピングは、グループ項目に再利用可能なマッピングを設定する場合に、インターフェイス マッパーで行います。次に、これらのグループ項目を、複雑なインターフェイス フィールドに対応付けます。

Java Bean の場合、CustomRecord インターフェイスおよび RuntimeProperties インターフェイスのサポートは、%ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\javaee\common に用意されている mfj2se.jar で提供されます。このサポートは実行時に使用可能でなければならないため、mfj2se.jar をクラスパスに置く必要があります。たとえば、次のコマンドでアプリケーションを実行できます。

java –classpath class-directory\mfj2se.jar myProgram.class

EJB の場合には、CustomRecord インターフェイスおよび RuntimeProperties インターフェイスのサポートは、mfejblib.jar で提供されます。インターフェイスのサポートは、EJB 用のクライアント生成時に、アプリケーションの .ear ファイルに自動的にインクルードされます。ディプロイ ツールは、EJB を作成する際に、マニフェスト ファイル manifest.mf.jar ファイルに追加します。このマニフェスト ファイルでは、クラスパスが mfejblib.jar に設定されます。

クライアントを手動で作成する場合は、用意されている mfejblib.jar.ear ファイルに手動で追加する必要があります。アプリケーション サーバー用の mfejblib.jar は、デフォルトでは、%ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\javaee\javaee7 のアプリケーション サーバー固有のサブディレクトリにあります。

.ear ファイルのルートに mfejblib.jar を配置することをお勧めします。この場所が、EJB の manifest.mf ファイルで定義されているクラスパスで使用されるデフォルトの場所になります。

manifest.mf マニフェスト ファイルは、EJB のアーカイブ ファイル myservice.jar 内で確認できます。このアーカイブ ファイルは、myproject\Repos\.deploymyservice にあります。クラスパスは次のように設定されます。

Class-path: mfejblib.jar

mfejblib.jar を別の場所に置く必要がある場合は、その場所に応じて、EJB の jar ファイルにある manifest.mf のクラスパスを変更する必要があります。