ファイル形式とデータ変換

ファイルをある形式から別の形式へ変換すると、データをある形式から別の形式へ再構築できます。たとえば、ファイル順編成から索引編成に変換できます。また、アプリケーションの変更の必要性に応じて、二次索引を追加することもできます。データ ファイルの変換を使用する場合は、作成済みのデータを再作成したり、特別な変換プログラムを作成する必要はありません。

多くのファイル転送パッケージではある形式から別の形式へファイルを変換しても、ファイル全体が別のデータ形式に変換されるのみです。一般的な COBOL データ ファイルとデータベース レコードは、さまざまなテキストとバイナリ データで構成される複雑なレコード構造になっており、それらも変換する必要があります。データ ファイルの変換の GUI バージョンでは、レコード レイアウトの記述を使用してデータを簡単に変換できます。レコード レイアウト ファイルの作成方法に関する詳細については、「To create a record layout file」を参照してください。

データ ファイルの変換では、内部浮動小数点形式を、IEEE 形式と S/370 形式間で変換することもできます。