CCI タイムアウトの設定

デフォルトでは、CCI は、ネットワーク要求の完了のを 120 秒間待った後にタイムアウトになり、エラーを返します。ネットワーク要求がこのタイムアウト時間の前に終わらない場合は通常、これ以上待つ必要がないと考えられます。たとえば、Fileshare クライアントが初めて開こうとしたときに、正しいサーバー名を持つ Fileshare サーバーが動作していない場合は、サーバーに接続できないため、9/124 状態が返されるまでに、アプリケーションが 120 秒間動作不能になっているように見えます。詳細は、エラー処理の章の通信エラーの項を参照してください。

デフォルトのタイムアウト値より短い時間を使用するように、Fileshare クライアントの構成ファイル fhredir.cfg/ct オプションを使用して Fileshare クライアントを構成できます。タイムアウト時間は 1/10 秒単位で指定します。

次に例を示します。

/ct 300

この例では、CCI がネットワーク要求の完了を 30 秒間待つように Fileshare クライアントに指示します。30 秒が経過すると、9/125 状態がアプリケーション プログラムに返されます。