トレース ファイル

GTF トレース ファイルは、ASCII 互換エディタまたはワード プロセッサを使用して表示または印刷できます。ファイルの先頭には、ファイルの生成に使用される GTF オプションと、トレースの開始日時があります。ファイルの最終行には、トレースの終了日時が表示されます。この行がない場合、トレースが正常に終了しなかったために完了していない可能性があります。この問題は、汎用トレース機能が有効なアセンブラー デバッガーを使用して対話式デバッグ セッションを実行している場合に起こることがあり、復元できないエラーが発生します。GTF トレース ファイルを完了させるには、デバッグ セッションを強制終了させずに終了させるようにします。S(tep) または G(o) を押して、トレース ファイルにプログラム例外を記録してからデバッグ セッションを停止します。

ファイルの先頭の情報と最終行の間には、個々のトレース レコードがあります。各レコードには、次の情報項目があります。

PGM
LOAD、DELETE、または LINK のプログラム名およびエントリ
FOC および FIO
DCB、ACB、または DTF 制御ブロック アドレス
MEM
割り当てられた、または割り当て解除されたメモリの長さとアドレス