メインフレーム ベースのサービス インターフェイスの定義

メインフレーム ベースのサービス インターフェイスの定義に使用できる Enterprise Developer のツールについて説明します。

インターフェイス マッパーは、サービス インターフェイスの定義を可能にするツールです。サービス インターフェイスを、CICS COBOL ソース コードの COMMAREA、CICS BMS マップ、または IMS MFS マップから定義できます。定義するサービス インターフェイスは幅広く、アプリケーションによって実行される機能のサブセットにアクセスするインターフェイスから、元のフォームのアプリケーションよりも多彩な働きをするインターフェイスにまで及びます。これは、サービス インターフェイスで作成するフィールドにレガシ アプリケーションのフィールドを関連付ける (「マッピング」する) ことによって実行されます。

CICS の COMMAREA ベースのサービス インターフェイスの場合は、CICS プログラムの入力および出力の COMMAREA から始めて、それらのフィールドに基づく新しいインターフェイスを作成します。

CICS または IMS の画面ベースのサービス インターフェイスの場合は、COBOL アプリケーションまたは PL/I アプリケーションの BMS マップまたは MFS マップからレンダリングされる画面から始めて、既存の画面フィールドに基づく新しいインターフェイスを作成します。サービス インターフェイスを定義する最初の手順として、マップ注釈エディターを使用してマップを調整することができます。

新しいインターフェイスを作成するときには、創造性を自由に発揮できます。インターフェイス マッパーでは、使用するフィールド、それらのフィールドの使用方法、およびフィールドとレガシ アプリケーションのマッピング方法を選択できます。

次のトピックでは、マップ注釈エディター、インターフェイス マッパー、およびそれらの適切な使用に欠かせない重要な概念について説明します。

注: メインフレーム以外のアプリケーションのサービス インターフェイスの定義については、本マニュアルの「COBOL プログラミング」セクションの「サービス インターフェイスの定義」を参照してください。