[CICS Channels] ウィンドウ

[CICS Channels] ウィンドウには、チャネルおよびそのチャネルに含まれるコンテナーの展開可能なリストが表示されるほか、各コンテナーに格納されているデータのビューも用意されています。
制約事項: このウィンドウは、チャネルおよびコンテナーを使用する CICS COBOL アプリケーションをデバッグする場合にのみ使用できます。

[CICS Channels] ウィンドウは、EXEC CICS PUT CONTAINER (CHANNEL) など、チャネルやコンテナーを参照する EXEC CICS 文をデバッガーで実行すると自動的に表示されます。このウィンドウは、デバッグが終了するまで開いたままとなり、必要に応じて自動的に更新されます。

また、[CICS Channels] ウィンドウ手動で表示するには、[Debug > Windows > CICS Channels] をクリックします。

コンテナー名のフィルター処理
文字列を入力して、現在選択されているコンテナー内で、その文字列をコンテナー名に含むコンテナーにリストを絞り込みます。
[Channels] リスト
現在の実行ポイントまでにプログラムで使用されたチャネルが表示されます。[Name] をクリックすると、昇順または降順にリストがソートされます。チャネル名をクリックすると、そのコンテナーが [Containers] リストに表示されます。
[Containers] リスト
選択したチャネルに含まれている各コンテナー、およびそのプロパティが表示されます。プロパティ列のヘッダーをクリックすると、選択した列の値に基づいて、アルファベットの昇順または降順にリストがソートされます。
[Name]
選択したチャネルのコンテナーの名前。
[Length]
コンテナー内のデータの長さ (バイト)。
[Read-Only]
[False]
コンテナー内のデータは編集できます。
[True]
コンテナー内のデータは編集できません。
[Encoding]
指定された CCSID 値 (使用されている場合)、またはコンテナーを作成したプログラムで使用されている文字集合。
[Type]
コンテナー データのタイプ。Char (文字) または Bit (バイナリ) のいずれかです。
[Container Memory Viewer]
[Containers] リストで選択したコンテナーの内容が表示されます。
注: コンテナーの [Read-Only] 設定が [False] に設定されている場合でも、Container Memory Viewer でデータを編集することはできません。ただし、コンテナー データは、[メモリ] ウィンドウまたは [ウォッチ] ウィンドウで編集できます。詳細については、「メモリ ウィンドウ」および「ウォッチ ウィンドウ」を参照してください。
[Address]
選択したコンテナー内のデータの 16 進数メモリ アドレスのリスト。
[Data]
バイナリ データの 16 進数表示。
[Text]
テキストを表示するために指定したエンコーディングでのデータのテキスト表現。