コンテナーでの .NET COBOL アプリケーションのデバッグおよび実行

本セクションでは、コンテナーで実行される .NET COBOL アプリケーションをデバッグする方法について詳しく説明します。

注:
  • The information in this topic applies to both native COBOL and .NET COBOL applications unless specifically indicated. If you want to use native COBOL in containers, however, Micro Focus recommends using the IDE-based functionality described in コンテナーでのネイティブ COBOL アプリケーションのデバッグおよび実行 as it offers an fully-integrated, easy-to-use debugging experience.

コンテナー化された COBOL アプリケーションをデバッグするには、Enterprise Developer のリモート デバッグ機能を使用します。リモート デバッグは、コンテナー化された COBOL アプリケーション用の固有の手法というわけではありません。リモート デバッグの一般的な情報については、本ドキュメントの他の箇所で説明しています。詳細については、「ネイティブ COBOL アプリケーションのリモート デバッグ」を参照してください。

本セクションでは、リモート デバッグについて、コンテナー化された COBOL アプリケーションに絞って説明します。

COBOL アプリケーションの開発にコンテナーを使用する場合の主要概念」で説明しているように、コンテナーで実行される COBOL アプリケーションをデバッグする方法は 2 つあります。

本セクションでは 1 つ目の方法を使用していることを前提としていますが、ほとんどの手順は両方の方法に共通です。

コンテナーで実行される COBOL アプリケーションをデバッグする手順は次のとおりです。

  1. Enterprise Developer を使用して、ホスト コンピューターでデバッグ用にアプリケーションをビルドします。
  2. Enterprise Developer ベース イメージを実行し、手順 1 でビルドしたアプリケーションの実行可能ファイルおよびデバッグ ファイルが格納されているディレクトリでボリュームのマウントを行います。
  3. コンテナーの ID または IP アドレスを確認します。
  4. 通常 (コンテナー化されていない環境) と同じ方法でリモートでデバッグを開始し、コンテナーの ID または IP アドレスを指定してデバッガーとコンテナー化されたアプリケーションの間の接続を確立します。

以下のセクションで、これらの各手順について詳しく説明します。