マッピング

インターフェイス フィールド、作業フィールド、および画面フィールドまたは COMMAREA フィールドの間のマッピングについて説明します。

マッピングは、CICS 画面フィールド、IMS 画面フィールド、CICS COMMAREA フィールド、または作業フィールドとインターフェイス フィールドの間の関係を指定します。マッピングは、[Mappings] ペインのインターフェイス マッパーに表示されます。ドラッグ アンド ドロップによってインターフェイス フィールドを作成した場合に行われるマッピングでは、ドラッグ アンド ドロップしたフィールドにインターフェイス フィールドが割り当てられます。

インターフェイス フィールドを手動で定義する場合は、マッピング (複数可) も手動で定義する必要があります。各インターフェイス フィールドには複数のマッピングを定義できます。入力フィールドの場合、これはマッピングの実行中に、フィールドが受け取ったデータがフィールドのマッピング先となるすべてのデータ項目に移動することを意味します。出力フィールドの場合は、インターフェイス フィールドに Occurs プロパティがある場合を除いて意味を持ちません (複数のアプリケーション フィールドからのデータが順番に 1 つのインターフェイス フィールドに移動し、各値が前の値と入れ替わります)。この場合、添え字の異なる値を異なるマッピングに指定できます。詳細については、「Arrays」を参照してください。

基本の (グループ化されていない) インターフェイス フィールドとアプリケーション フィールドのみをマッピングできます。

条件付きマッピングを作成することもできます。詳細については、「条件文」を参照してください。

注: SOAP Web サービス タイプのサービス インターフェイスを定義する場合は、文字列として定義された出力インターフェイス フィールドを英数文字フィールドにマッピングしないように注意してください。英数文字フィールドには、SOAP 文字列では無効な文字の値を含む場合があります。無効な文字の値は、x"09"、x"10"、および x"13" 以外の x"20" より小さい値です。このようなマッピングを作成すると、クライアント プログラムに「458 Illegal character in SOAP string (SOAP 文字列に無効な文字があります)」というメッセージが表示されます。

[ABEND CODE]、[STATUS]、[MESSAGE] フィールド

画面ベースのサービス インターフェイスでは、次の 3 つの特殊なフィールドを使用して、出力インターフェイス フィールドにマッピングできます。

[ABEND CODE]
サービスの実行中にアプリケーションが異常終了した場合、戻りコード情報が含まれます。
[STATUS]
アプリケーションの異常終了により生成されたステータス コードが含まれます。
[MESSAGE]
異常終了の結果として返されたすべてのメッセージが含まれます。

[USER ID] および [PASSWORD] フィールド

COBOL の CICS 画面ベースのサービス インターフェイスでのみ、2 つの特殊なフィールド ([USER ID] と [PASSWORD]) を使用して、入力インターフェイス フィールドにマッピングできます。これら 2 つのフィールドの目的は、アプリケーションへのアクセスを制御することであり、アプリケーションへのアクセスを認可する前にユーザーについて確認する場合に、ユーザー ID とパスワードの入力を求めます。