OpenESQL の日付および時刻の環境変数

OpenESQL の日付および時刻の環境変数を使用して、NLS の日付および時刻の形式を .NET の同等の日付および時刻の形式に変換できます。ADO.NET を使用して Pro*COBOL アプリケーションを OpenESQL に移行する場合、および完全なマネージ Oracle プロバイダーを使用する場合は、これらの変数の 1 つ以上を設定します。このシナリオの詳細については、「ADO.NET を使用した OpenESQL への Pro*COBOL アプリケーションの移行」を参照してください。

構文:
set ESQL_ADO_EnvVar="dot-NET-pattern"
パラメーター:
ESQL_ADO_EnvVar dot-NET-pattern
ESQL_ADO_DATE_FORMAT dot-NET-date-pattern
ESQL_ADO_TIME_FORMAT dot-NET-time-pattern
ESQL_ADO_TIMESTAMP_FORMAT dot-NET-timestamp-pattern
ESQL_ADO_TIMESTAMP_TZ_FORMAT dot-NET-timestamp-with-timezone-pattern

NLS の設定に応じた該当する .NET パターンについては、標準およびカスタムの日時書式指定文字列をまとめた Microsoft .NET のドキュメントを参照してください。

ヒント: ほとんどの Windows オペレーティング システムでは、いくつかの .NET パターンが定義されており、コントロール パネルの [地域と言語] ダイアログ ボックスの [日付と時刻の形式] グループに表示されます。
説明:
  • Oracle Pro*COBOL の NLS パターンは .NET パターンと常に同じとは限らないため、.NET パターンを定義する際は十分に注意してください。
  • Oracle のすべての NLS の形式に .NET パターンの同等の表現があるわけではありません。
例:
NLS_DATE_FORMAT = "DD.MM.YYYY"
set ESQL_ADO_DATE_FORMAT="dd.MM.yyyy"