Microsoft Azure のシステム要件およびサポートのレベル

システム要件

Microsoft AzureEnterprise Developer を使用するための前提条件ソフトウェアと、サポートされている正確なバージョンの Microsoft Azure SDK の詳細については、「追加ソフトウェア要件」を参照してください。

Microsoft Azure SDK の今後のバージョンが Enterprise Developer の次のメジャー リリースより前に公開された場合、Micro Focus は顧客の要望に応じてこれらのサポートを提供します。

既存の COBOL Azure プロジェクトのアップグレード

Enterprise Developer の本リリースでサポートされている Microsoft Azure SDK では、以前のバージョンの SDK で利用可能な機能がサポートされていない可能性があります。つまり、以前のバージョンの Enterprise Developer で作成した COBOL Azure プロジェクトは、サポートされているバージョンの SDK にアップグレードする必要があります。

次のステップでは、既存の COBOL Azure プロジェクトを本バージョンの Enterprise Developer にアップグレードする方法について説明します。

  1. Visual Studio で既存のソリューションを開きます。

    プロジェクトが以前のバージョンの Microsoft Azure に関連付けられているという通知が表示されます。

  2. 本リリースの Enterprise Developer でサポートされている Microsoft Azure ツールのバージョンを対象とするようにプロジェクトを変換するオプションを選択し、[OK] をクリックします。

    これにより、プロジェクトが最新のプロジェクト形式に変換され、ソリューション エクスプローラーで読み込まれます。

  3. ソリューション内のプロジェクト参照を次のように更新します。
    1. プロジェクトが最初に作成された Azure アセンブリの特定のバージョンへの参照をすべて削除します。
    2. 参照アセンブリを削除したプロジェクトでは、ソリューション エクスプローラーで [Add Reference] コンテキスト メニュー コマンドを使用して、関連する Microsoft Azure アセンブリにプロジェクト参照を追加します。[Extensions] をクリックし、これを使用して必要なアセンブリを追加します。

    また、プロジェクト参照を更新する代わりに、ソリューションから既存の Web ロールおよび Worker ロールを削除し、最新の Microsoft Azure SDKを使用して新しいロールを作成することもできます。

以前のバージョン以降の Microsoft Azure SDKの変更の詳細およびサポートされなくなった機能については、Azure に関する Microsoft のドキュメントを参照してください。

制限事項

次の項目は現在 COBOL アプリケーションでサポートされません。

  • ネイティブ コード
  • Microsoft Azure プラットフォーム アプライアンス。これは独自のデータ センターにディプロイできるターンキー クラウド プラットフォームです。

ヒント

  • Visual Studio は高度な権限 (管理者モード) で実行する必要があります。
  • Microsoft Azure に公開する前に、コンピューティング エミュレーターを使用してローカルでサービスをデバッグします。