IMS メッセージ待ち行列の構成

エンタープライズ サーバー リージョン で実行する 1 つ以上のアプリケーションに最もよく対応するように、IMS メッセージ待ち行列を構成できます。リージョンを起動する前にデフォルトの設定を変更できます。起動すると、デフォルトの設定の一部は静的です。つまり、それらの変更はリージョンが再起動されるまで適用できません。デフォルトの設定には動的なものもあります。つまり、リージョンを再起動しなくてもそれらの設定を変更および適用できます。

IMS メッセージ待ち行列のほとんどのオプションは、Enterprise Server Administration の [Server > Properties > MSS > IMS > TM > General] ページで設定できます。詳細は、サーバー インスタンス プロパティ:MSS IMS TM 全般を参照してください。

静的オプション

エンタープライズ サーバー リージョン を起動する前に、IMS メッセージ待ち行列の静的オプションのデフォルトを代替の初期設定に置き換えることができます。IMS メッセージ待ち行列の静的構成オプションは、次のとおりです。

  • (メッセージ待ち行列) [Name]
  • [Queue buffer count]
  • [MFS path]
  • [MFS attribute bias]
  • [MFS null character]
  • アプリケーション パス

リージョンの起動後、これらの設定に対する変更は、リージョンが再起動されるまで適用できません。

動的オプション

静的オプションと同様に、デフォルトを使用したり、IMS メッセージ待ち行列のほとんどの動的オプションにカスタム初期値を指定したりすることができます。ただし、エンタープライズ サーバー リージョン の実行時に動的オプションの値を新しい値に変更して、すぐに有効にすることもできます。以下を実行できます。

  • データ ストアのサイズ制限の調整
  • データ ストア割り当てクッションのサイズの調整
  • トランザクションの実行可能時間の長さの調整
  • キーポイントの生成頻度の調整
  • フラッシュの集約パフォーマンス動作の調整

Enterprise Server Administration の [Server > Properties > MSS > IMS > TM > General] ページで、次の動的設定の初期値を割り当てることができます。

  • [Maximum Blocks]
  • [Activity keypoint frequency]
  • [Transaction threshold]

IMS メッセージ待ち行列のその他の動的オプションの初期構成は、ES_TMC_AGGREGATE 環境変数によって設定される値に基づきます。

エンタープライズ サーバー リージョン を起動すると、[IMS Control] ページの ESMAC で IMS メッセージ待ち行列の動的オプションを変更できます。

IMS メッセージ待ち行列の動的構成の詳細は、次のトピックを参照してください。