CCISMEM の使用

TCP/IP (CCITCP) プロトコルの使用に対する Fileshare のデフォルトです。Fileshare サーバーと Fileshare クライアントを同じ Windows システムで実行している場合、共有メモリを使用する代替接続プロトコルとして、CCISM を使用できます。

通常、共有メモリの転送は、2 つのプロセス間で TCP/IP を使用する場合より高速に実行されます。

CCISM プロトコルを使用するように Fileshare サーバーを構成するには、次のオプションを使用します。

fs -cm ccism

最高のパフォーマンスを得るために、Fileshare サーバーを /sc オプション (同期通信モード) で開始することもお奨めします。

Fileshare サーバーでは、次のように複数の通信方法を組み合わせることができます。

fs -cm ccism –cm ccitcp

残念ながら、同期モードで実行している Fileshare サーバーでは、複数のプロトコルを実行することはできません。

CCISMEM を使用するように Fileshare クライアントを構成するには、FHREDIR.CFG 構成ファイルで次の行を使用する必要があります。

/CM ccism
注: CCISMEM を使用する場合、FHREDIR.CFG の /MA パラメーターは無効です。

CCISMEM には多くの構成オプションがあります。これらの詳細は、CCI.INI 構成ファイル内のコメントにあります。