Micro Focus 設定の転送

Visual Studio の他のインスタンスへの設定の転送

デフォルト以外の Micro Focus の設定を使用して Visual Studio を構成している場合は、Visual Studio が備えるインポートおよびエクスポート メカニズムを使用して、これらの設定をファイルとしてエクスポートし、他のマシンにインストールされている Enterprise Developer for Visual Studio の他のインスタンスにインポートできます。

Visual Studio 内で自動設定同期機能を利用できます。あるマシン上の IDE 設定に対する変更を他のマシン上の Visual Studio のインスタンスに自動的に適用するには、対象とする Visual Studio のすべてのインスタンスに MSDN アカウントを使用してログインする必要があります。

Micro Focus 設定のエクスポート

Micro Focus 固有の IDE 構成設定をファイルにエクスポートするには、次の手順を実行します。

  1. Visual Studio で、[ツール > 設定のインポートとエクスポート] をクリックします。
  2. [選択された環境設定をエクスポート] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  3. エクスポートする設定のチェック ボックスをオンにして、[次へ] をクリックします。

    Micro Focus の設定は、[Micro Focus] ノードおよび [オプション > テキスト エディター] で使用できます。

  4. 設定ファイルの名前および場所を指定し、[完了] をクリックします。

    これにより、指定した場所に .vssettings 拡張子を持つ設定ファイルが作成されます。

Micro Focus 設定のインポート

Visual Studio の .vssettings ファイルとして使用可能な Micro Focus 固有の IDE 構成設定をインポートするには、次の手順を実行します。

  1. Visual Studio で、[ツール > 設定のインポートとエクスポート] をクリックします。
  2. [選択された環境設定をインポート] をクリックし、[次へ] をクリックします。
  3. 現在の設定をファイルに保存するかどうかを指定し、[次へ] をクリックします。
  4. [参照] をクリックして、インポートする設定を含む .vssettings ファイルを選択し、[開く] をクリックします。
  5. インポートする設定が選択されていることを確認し、[完了] をクリックします。

設定の同期

Enterprise Developer では、IDE の特定の COBOL 設定を同期できます。複数のマシン上の Enterprise Developer for Visual Studio に MSDN アカウントを使用してログインしている場合は、あるマシン上における特定の IDE 関連の設定に対する変更が、他のマシン上の Visual Studio インスタンスに自動的に適用されます。次の設定が同期されます。

  • [ツール > オプション > テキスト エディター > Micro Focus COBOL] ページでのすべての設定。
  • [ツール > Micro Focus Tools > 指令 > COBOL] ページでの設定。
  • [ツール > Micro Focus Tools > 指令 > PL/I] ページでの設定。
  • [ツール > オプション > テキスト エディター] のアセンブラー、BMS、IMS、JCL、および PL/I タブでの設定。

設定の同期の仕組みについては、Visual Studio のヘルプを参照してください。