プロジェクトまたはフォルダーのプロパティの [IMS] ページを使用して、生成されたファイルの出力フォルダー、DBD、PSB、または MFS のビルド設定を指定できます。
- フォルダーのプロパティは、ソリューション エクスプローラーで [] を使用してロードしたフォルダーにのみ適用されます。
- プロジェクトまたはフォルダーに設定されているプロパティとは異なるファイル プロパティを設定できます。この場合、ファイル レベルで設定されたプロパティは、プロジェクトまたはフォルダーで設定されたプロパティよりも優先されます。ファイル設定をプロジェクト レベルで設定した値に戻すには、その値を [<inherit from parent>] に設定します。
- プロパティ ページに表示されるコントロールは、作業しているプロジェクトのタイプによって決まります。そのため、ここで説明されているコントロールの一部はプロパティ ページに表示されない、または選択できない場合があります。
注: プロジェクトの IMS ファイルに設定されるプロパティは、プロジェクトに設定される IMS プロパティとは異なる場合があります。ファイルのプロパティをプロジェクトに設定された値にリセットするには、ソリューション エクスプローラーでそのファイルを右クリックし、[
Reset item directives (to project)] をクリックします。
次のプロパティを指定できます。
- [Output Folders]
-
- [Generated file path]
- このフィールドを使用して、プロジェクトで生成された DBD および PSB 出力ファイルを格納するフォルダーを指定します。
- [MFS output path]
- このフィールドを使用して、プロジェクトで生成された MFS 出力ファイルを格納するフォルダーを指定します。
- [Database path]
- このフィールドを使用して、現在のプロジェクトで IMS データベース検索時に使用するフォルダーを指定します。
- [Clean also removes all DBD/PSB generated files]
- このオプションをオンにすると、プロジェクトをクリーンアップしたとき、生成されたすべての DBD/PSB ファイルが削除されます。また、通常は削除されない DBDGEN3.DAT、DBDGEN3F、PSBGEN2.DAT の各ファイルも削除されます。
- [DBD Build Settings]
-
- [Message level]
- DBD 生成時のエラー メッセージ レポートのレベルを選択します。
設定ごとにレベルが積み重なり、[Severe] を選択すると [Severe] レベルのエラーのみ、[Error] を選択すると [Severe] および [Error] レベルのエラー、[Warning] を選択すると全レベルのエラー メッセージが表示されます。
- [Generate listing file]
- これをオンにすると、プロジェクトの filename.dbd ファイルごとにリスティング ファイル filename.lst が生成されます。このリスティング ファイルには警告およびエラー メッセージを含む元の DBD ソース文が含まれています。
デフォルトでは、ファイルはプロジェクト ディレクトリにある Listing サブフォルダーに保存されます。ファイルを保存する別の場所を指定するには参照ボタンを使用します。
プロジェクトをリビルドすると、すべてのリスティング ファイルが更新されます。プロジェクトをクリーンアップすると、リスティング ファイルが削除されます。
- [Generate Map for DBD]
- このオプションをオンにすると、DBDMAP ユーティリティが実行し .MAP ファイルを .DBD ソース ファイルのディレクトリに生成します。
- [Additional directives]
- 現在のプロジェクトで DBD ファイル生成時に使用する任意の DBDGEN 指令を指定します。各指令はスペースで区切ります。
- [PSB Build Settings]
-
- [Message level]
- PSBGEN のエラー メッセージ レポートのレベルを選択します。
設定ごとにレベルが積み重なり、[Severe] を選択すると [Severe] レベルのエラーのみ、[Error] を選択すると [Severe] および [Error] レベルのエラー、[Warning] を選択すると全レベルのエラー メッセージが表示されます。
- [Generate listing file]
- これをオンにすると、プロジェクトの filename.psb ファイルごとにリスティング ファイル filename.lst が生成されます。このリスティング ファイルには警告およびエラー メッセージを含む元の PSB ソース文が含まれています。
デフォルトでは、ファイルはプロジェクト ディレクトリにある Listing サブフォルダーに保存されます。ファイルを保存する別の場所を指定するには参照ボタンを使用します。
プロジェクトをリビルドすると、すべてのリスティング ファイルが更新されます。プロジェクトをクリーンアップすると、リスティング ファイルが削除されます。
- [Validate PSB against DBDGENs]
- このオプションをオンにすると、生成された PSB を現在の DBDGEN ライブラリに対して検証します。
[Generate listing file] をオンにした場合、検証レポートがリスティング ファイルの PSB ソース文の後に表示されます。
- [Additional directives]
- 現在のプロジェクトで PSB ファイル生成時に使用する任意の PSBGEN 指令を指定します。各指令はスペースで区切ります。
- [MFS Build Settings]
-
- [Message level]
- MFSGEN のエラー メッセージ レポートのレベルを選択します。
設定ごとにレベルが積み重なり、[Severe] を選択すると [Severe] レベルのエラーのみ、[Error] を選択すると [Severe] および [Error] レベルのエラー、[Warning] を選択すると全レベルのエラー メッセージが表示されます。
- [Generate listing file]
- これをオンにすると、プロジェクトの filename.mfs ファイルごとにリスティング ファイル filename.lst が生成されます。このリスティング ファイルには警告およびエラー メッセージを含む元の MFS ソース文が含まれています。
デフォルトでは、ファイルはプロジェクト ディレクトリにある Listing サブフォルダーに保存されます。ファイルを保存する別の場所を指定するには参照ボタンを使用します。
プロジェクトをリビルドすると、すべてのリスティング ファイルが更新されます。プロジェクトをクリーンアップすると、リスティング ファイルが削除されます。
- [STACK handling]
- STACK 文および UNSTACK 文を処理する方法を選択します。多くの場合、STACK および UNSTACK 文は、1 つのフォーマットに対して異なる複数のデバイス タイプを定義するために使用されます。Mainframe Subsystem Support では、一度に 1 つのデバイス タイプのみをアクティブにできるため、他のデバイス タイプに対する STACK は不要であり、そのような STACK を使用すると MFSGEN の処理が遅くなります。
- [Use preprocessor]
- MFSGEN が MFS ソースを処理する前に MFS ソースを編集するプリプロセッサを有効にする必要がある場合にのみ、このオプションを使用します。
- [Additional directives]
- 現在のプロジェクトで MFS ファイル生成時に使用する任意の MFSGEN 指令を指定します。各指令はスペースで区切ります。
注: すべてのリスティング ファイルを同じフォルダーに保存し、その中に同一名のファイルが 2 つある場合、ビルドで最初に作成されたファイルが 2 番目に作成されたファイルに置き換えられます。